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カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
turn:1 本城タイガ
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タイガは教室の隅で何をするわけでもなくその鋭い瞳で退屈そうに過ごしていた
クラスメイトの初めて見る姿に戸惑うメグミだったがすぐ笑顔を見せる
「それにしても、よくもやってくれたわね、こんなかわいい子たちに」
確かにメグミの使うバミューダ△は歌姫というだけあってどれも可愛らしいユニットばかり、だが
「そういうゲームだろうが、これ」
「そりゃそうだ、でも………」
どうやら皮肉のつもりだったらしいメグミはタイガの切り替えしに対し悪戯っぽく笑った
「女の子怒らせたら怖いわよ、ここからはヴァンガードの花形、グレード3の出番、見せてあげる、バミューダ△の戦い方を」
スタンドアンドドローの流れを終えたメグミは手札の1枚を手に取った
「今こそ降り立て!煌くステージへ!BN-PRISM ガーネットにライド!」
メグミがライドしたのはサファイア、エメラルとよく似た赤を基調としたユニット
「グレード3以上のユニットがヴァンガードに登場したことでサファイアのスキル、エメラルを手札に」
リアガードに置いていたエメラルを手札に戻すメグミ
しかしせっかく並べたユニットを手札に戻して何の意味があるのかタイガが首を傾げていると
「そしてガーネットのスキル!カウンターブラスト」
ダメージゾーンのカードを1枚手に取って裏返すメグミ
カウンターブラストはダメージゾーンのカードを裏返すことでスキルを発動するための条件を満たす
そしてガーネットのスキルは
「ユニットが手札に戻ったときにスキル発動!パワー+5000」
「そうか………このスキルの条件を満たすために」
ガーネットのパワーアップのためにはユニットを手札に戻すことが必要
先ほど発動したサファイアのスキルはそのための布石
「すげえ、スキルを組み合わせてこんなに………」
先ほどまでとは違う、パワーアップしたガーネットのパワーはブーストを合わせて21000まで上がっている
「これくらいじゃ驚くにはまだ早いわよ!」
そう言って攻撃の構えに入るメグミ
「(手札に戻したユニットを呼びなおさないのか?………)」
先ほど手札に戻したエメラルをもう一度呼ぶことも可能だったはず
もちろんメルキュールだけでも十分ヴァンガードにダメージを与えることはできるだろうが
「まずはメルキュールでアタック」
「ノーガード、ダメージチェック」
【ヒストリーメイカー・ドラゴン】トリガーなし
「そしてガーネットでアタック!リミットブレイク発動!」
リミットブレイク
ダメージゾーンのカードが4枚以上で発動できる必殺の能力
使い方次第では一発逆転も可能となる
「エメラル2体、そしてPRISM-Rメルキュールをコール!」
「なっ!」
エメラルを呼びなおし、同じ列にもう1枚エメラル
それだけじゃない、メルキュールのい
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