暁 〜小説投稿サイト〜
カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
turn:1 本城タイガ
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れてタイガがマシュダのカードを見つめると確かに星のようなマークがある
それに手札にある別のカードにも同じマークが
「それは最初に16枚入れたトリガーのカード、黄色い枠の特別なカードよ」
「あ、なるほど!」
タイガは言われて納得した、アイコンがあるのは黄色い枠のカードだけだ
「チェックタイミングでそのカードが出ると効果が発動して追加効果を得られるの、共通する効果として自分の場にいる好きなユニットのパワーを+5000、マシュダのカードはクリティカルトリガーだから、ダメージを追加で与えるクリティカルの効果を好きなユニットに与えることが出来るわ」
「じゃ、メーザーギアにそのクリティカル効果ってのをつければ」
「攻撃が通ることは確定しているから私は追加ダメージを受けることになる」
「なるほどな、じゃあそうするぜ」
メーザーギアがその鋭い爪を振るいエメラルを切り裂いた
更に胸部にエネルギーを貯めそこから光線を放つ
ひるんでいたエメラルはその攻撃で飛ばされフィールドに倒れてしまった
「そしてここでダメージチェック、ドライブチェックと同様に山札の上のカードを確認、チェックタイミングに入るわ」
【PRISM-I サンシャイン・クリア】クリティカルトリガー
「クリティカルトリガー発動、ヴァンガードのエメラルのパワーを+5000、クリティカル+1」
「けど、俺の攻撃はこれで終わりだし、ダメージを与えるわけでもないんだから今トリガーを引いても」
「うん。本城がリアガードを展開していたらこれも意味があるんだけど、ほかにも………」
そう言ってもう1枚チェックするメグミ
【PRISM-M アドリア】
タイガがめくったのとは別のアイコンのカードだ
「トリガーはクリティカルだけじゃないわ、アドリアの効果はドロートリガー、このトリガー効果は文字通りカードを1枚引くことが出来る、そして共通効果でパワー+5,000をエメラルに、ちなみにダメージを受けると、チェックを行ったカードは手札じゃなくダメージゾーンに置かれるわ、こうして相手にダメージを与えていくのがヴァンガードの基本ルール」
「なるほどな、ダメージをチェックするときそれが出たら得ってことか………ん?」
それを聞いていたタイガはよくよく思い返してみた、そして
「(しまったー!俺あのアイコンのカード入れてねえぞ!葛木の攻撃の時どうすりゃいいんだ!?)」
苦悩し頭を抱えるタイガ
トリガーの恩恵がパワーだけではなんとなく損した気分になってしまう
せっかくの追加効果も無駄になってしまうからだ
「とりあえずこれであたしのターン………ちょっと本城聞いてる?」
「あ、ああ悪い、そうだな、俺のターンは終了だ」
顔をしかめながら一人困惑するタイガに声をかけるメグミ
彼の苦悩を知る由もない彼女はぶつくさ
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