34話 狂宴 3.10
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北側上空
アムロのデルタプラスは通過していった反政府組織の航空機部隊を追撃していた。
「みんな、やめてくれ!お前たちがやろうとしていることはただの市民の虐殺だぞ!」
アムロの叫びと苦悩は即座に終わる。ダカールの堅固な防空機能により、一機たりとも街に到達するような航空機はいなかった。
「アムロ中佐。ゲリラ上空部隊は全て一掃されました。ご安心を」
対地防衛部隊より無線で連絡が入った。アムロは無力感に晒されていた。自分の無力さを知っていたがその仕打ちとしては酷な話だった。
「・・・ばかやろうたちが・・・」
その悔やみも束の間、今度は一瞬にて対地防衛システムが火の海と化した。アムロは目の前で原因を見た。一筋の閃光だった。
アムロは索敵モニターを見た。すると東の方から大型機の反応が見て取れた。
カミーユが言っていた機体がいよいよ到着したのかと思うと戦慄した。
「アレを落とさなければ・・・」
ダカールが火の海と化す。アムロは覚悟を決めてその大型機にデルタプラスを向かわせた。
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