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逆襲のアムロ
34話 狂宴 3.10
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さを求めたものにする段取りをコロニーの反政府活動団体の仕掛け以外にも施していた。しかしそれは余りに悪辣だった。

コリニーは秘書を通じて地球軌道艦隊へ連絡を取るよう促した。

「(ジャミトフに例のを・・・)」

「(了解致しました)」

* 地球軌道艦隊 旗艦ドゴス・ギア艦橋

ジャミトフはバスクよりコリニーからの伝達を受けた。

「・・・了解した。左翼艦隊司令のジャマイカンにつなげ」

バスクはオペレーターに命じ数刻でメインモニターにジャマイカンが映像に映った。
ジャマイカンは最敬礼をし上官へ指示を仰いだ。

「閣下、ご指示でしょうか?」

「そうだ。お前の艦隊は連邦の寄せ集めだ。お前が先陣を切ってエゥーゴに当たれ。奴らは正規軍とは戦い難いだろう」

ジャミトフの言わんとすることはジャマイカンにも理解した。

「彼らはティターンズと戦いたいでしょうからな」

バスクがジャマイカンの意見に叱責した。

「余計な事は口にするでない」

「は・・はっ!」

ジャマイカンは血相を変えて、ジャミトフは連絡回線を切った。
ジャマイカンは不興を買ってしまったかと懸念だけ駆られ、これを払拭するには大勝するしかないと決意を固めた。

ジャミトフは艦長席に座して、ジャマイカン艦隊が一路エゥーゴの方へ向けて動く様子が艦内から見て取れた。バスクはそれを見て笑みを浮かべていた。

「ジャマイカンには色々世話になりましたな」

その科白にジャミトフはバスクを叱責した。

「バスクよ・・・、ジャマイカンはこの戦の終局に向けて先陣を切るのだ。本来はこの栄誉、お前が担ってもおかしくはない」

バスクもジャマイカンと同じく血相を変えて謝罪した。

「た、大変ご無礼を・・・」

「ならばジャマイカンの雄姿を見届けようか・・・」

ジャミトフとバスクはジャマイカンが自身の艦隊の前に出ていくところを見ていた。

* エゥーゴ・ネオジオン混成艦隊 ラー・カイラム艦橋

艦橋は近づいてくるジャマイカン艦隊を捕捉していた。最も真正面であるため且つアレだけの艦隊が動くので分からない方が理解できない。

既に第一種戦闘態勢を整え、艦橋クルーは戦闘ブリッジへ移行していた。

「艦砲一斉射の後、モビルスーツ隊出るぞ。第1中隊は準備できてるか?」

ブライトが声を高く上げると、トーレスが第1中隊長へつないだ。
ワイプモニターにケーラ・スゥ中尉が映った。

「このリ・ガズィで中佐が来るまで穴埋めしますよ。第2中隊のスレッガー少佐まで出番は無いように綺麗に掃除してあげますから」

するともうひとつのワイプにスレッガーが映った。

「おいおい、そんな自信どこから生まれてくるんだ。お前さんは少
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