第25話
[7/14]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
うですね………私はセティ達のお姉さんなんですから………うん!」
すると水那は自分を叱咤した後、恐る恐るセティの横に出て来て自己紹介を始めた。
「あの………水精の水那です。よろしくお願いします。」
水那は恥ずかしそうな表情で言った後頭を下げ
「はーい!私はアト!ご主人様に創られたアースマンだよ!よろしくね♪」
アトは元気よく挨拶をし
「僕はクレール!ユイチリさ!ユイドラ一の弓使いとは僕の事さ!」
「もう、クレール!何勝手な事を言っているのよ!?………私はクレアンヌ。クレールとは双子の関係でクレールの姉よ。」
クレールは胸を張って自己紹介をし、クレアンヌは呆れた表情でクレールに言った後、ロイド達に微笑んだ。
「はは……よろしく。彼女達は君達が契約している異種族なのかい?」
それぞれの個性を出しながら自己紹介をした水那達に苦笑したロイドはセティに視線を向けて尋ね
「いえ。水那姉さん達は私達の護衛の為にお父さんに頼まれて、一時的に私達と契約しているだけです。」
尋ねられたセティは答えた。
「”姉さん”………?」
セティの言葉を聞いたロイドは不思議そうな表情をし
「その………失礼ですがウィルさんとはどんなご関係なんですか?」
ティオは不思議そうな表情で水那達に尋ねた。
「えっとね………クレール兄さんは父さんとは友達同士で水那姉さん達は父さんの愛人かな?」
「え”。」
「ええっ!?」
「ハアッ!?」
「………………………」
そして少しの間考え込みながら答えたシャマーラの話を聞いたロイドは表情を引き攣らせ、エリィとランディは驚き、ティオは呆れた表情になった。
「はうう〜………わ、私がお兄様の愛人だなんて、恥ずかしいです〜………」
「えへへ………」
「まあ、間違ってはいないわね。私達みんなウィルが大好きなんだから!」
「ちなみに僕はウィルとは男と男の友情だからね!ウィルは僕が認めた男だからクレアンヌを任せているのさ!」
一方シャマーラの言葉を聞いた水那は頬を赤く染め、アトは嬉しそうな表情で笑い、クレアンヌは力強く頷いた後微笑み、クレールは自慢げに胸を張った。
「フフ………私達が産まれた頃からずっとお世話になっていますから、水那姉様達は私達にとって姉や兄同然の存在なんです。先程セティ姉様が説明しましたが水那姉様達は私達を守る為にいます。なので姉様達も戦力に数えてもらって構いませんよ?姉様達の方が私達より実力が上なのですから。」
そして水那達の様子に微笑みながらエリナは微笑みながら説明した。
「そ、そうか………(一体、どんな人なんだ………セティ達の父親は………?)」
(権力者は複数の女性と関係を
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ