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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(零篇)
第24話
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ぜ。後、現在この空間はユイドラ領だ。なんせ、この空間はユイドラ領主によって購入されているからな。この空間は治外法権になるから、今後部屋に入る時はセティ達の許可を貰っておけよ?」

「ええっ!?」

「なんつーか………話のスケールがでかすぎて、理解できないッス。」

セルゲイの話を聞いたエリィは驚き、ランディは疲れた表情で溜息を吐いた。

「………先程なんでも”創る”と言ったけど、具体的にどんな物を創るのかしら?」

一方考え込んでいたルファディエルはセティ達に尋ね

「言葉通りの意味だよ!武器に防具、薬、装飾品………勿論生活必需品や服、食事だって創るよ!」

「ちなみにオーブメント技術も習ってありますのでクオーツの合成やスロットの開封もできますので、オーバルストアでのみ可能だった事もできますから、いつでも言って下さい。本来でしたら報酬を頂くのですが、皆さんは仲間なので材料さえ揃えて頂ければ無料でさせて頂きます。」

「工匠にできる事で不可能はありません。それが私達”工匠”ですから。何でも言って下さい。」

尋ねられたシャマーラは嬉しそうな様子で答え、エリナはシャマーラの説明を補足し、セティはロイド達に微笑んだ。



「そ、そう言われても………」

「何を頼めばいいのか、正直わからないのだけど………」

一方ロイドとエリィは戸惑った様子で答え

「フム………要するにセティちゃん達は武器やオーブメントとかそういうのに拘らず、全種類の物を創る職人なんだな?」

ランディは考え込んだ後、尋ねた。

「はい。そういう風に理解してもらっていいです。」

「ええっ!?」

「”工匠”の事は少しだけ知っていたけど、まさかそんなに幅広い技術力を持っていたなんて………」

ランディの疑問に答えたセティの言葉を聞いたロイドは驚き、エリィは信じられない表情でセティ達を見つめていた。

「………まあ、私達は全てが得意分野の父様と違ってそれぞれいくつかの得意分野に分かれているのですけどね…………ちなみに私は薬や機械、オーブメント技術を得意としています。導力機構が関係する武器の調整や改造、強化、作成が行えますので、導力機構が関係している武器を使う方がいらっしゃったら、私に言って下さい。」

「あたしは鍛冶――――要するに武器と防具だよ!武器や防具の強化や改造はあたしに任せて!」

「私は織物や細工――――服や靴、装飾物を得意としています。ただ、それぞれ得意分野以外の物が創れないという訳ではありませんので、そこは勘違いしないで下さいね?それと私達3人共、材料があれば一から全て創ることもできますので、よければどんどん材料を持ってきてください。私達の勉強にもなりますので。」

「マジか!?だったら材
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