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遊戯王ARC-V 千変万化
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するだろうから。だから、オレのことを知らない場所に行きたかった。半年の休暇を貰い、オレは旅に出た。そして、オレは戦場にたどり着いた。どうやってここまで来たのかははっきりと覚えていない。

だが、目の前で巨大な機械族モンスターが街を破壊している。そして、逃げ惑う人々をカードに変えていく奴ら。

「デュエルモンスターを侵略に使うなんて。許さない!!」

あの巨大な機械族モンスターの攻撃力は分からないが、とりあえず5000と仮定して攻撃力で倒せるデッキ。あれだ!!

「罠カードを3枚セットしてリリース、ウリア!!さらにレベルスティーラーを召喚してモンスターゲートを発動。スティーラーをリリースして通常召喚可能なモンスターを引くまでカードを引き、それ以外を墓地に送る。引いたスティーラーを守備表示で特殊召喚。そして、墓地に送られたのは21枚の罠カード。これによってウリアの攻撃力は24000!!行け、ウリア!!彼奴らを止めろ!!」

ウリアの頭の上に立ち指示を飛ばす。目に見える範囲で10体のモンスターが見えるが、それらはウリアの一撃で破壊されていく。だが、その間にも逃げまどう人たちが次々とカード化されていく。そんな中、父さんと父さんのEMが一瞬だけ見えた気がした。だけど、それも見失ってしまう。気にはなるが、今はこの町を襲う奴らの相手が優先だ。

「ウリア、目に付くでかいのを破壊していけ!!」

ウリアの背中を滑り降り、近くにいたカード化を行っている仮面の男を殴り飛ばしてデュエルディスクを奪う。デッキを抜き取り、オレのデッキに入れ替えて戦場を走る。

「ゴブリンドバーグを召喚、効果でゴゴゴゴーレムを特殊召喚。2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。希望と可能性の光を身に纏い、未来を切り開け!!No.39 希望皇ホープ!!可能性の先にある奇跡の雷光、SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング!!そして手札のZW-阿修羅副腕と雷神猛虎剣を装備。全てを薙ぎ払え、ホープ剣ライトニングスラッシュ!!」

カード化を行っている奴らは色違いの制服を着ているので判別はしやすく、デッキもアンティークギアで統一されている。それらをライトニングの全体攻撃で打ち倒していく。ライフが0になった奴らは姿が消える。理由はわからないが、再び倒すことを考えれば楽でいい。あらかた片付けたところでこんな所に居るはずのない女の子を見つける。

「柚子!?」

柚子が誰かに追い詰められている。カード化なんてさせるか!!

「ライトニング!!」

オレの指示で、ライトニングが柚子と追い詰めている男の間に割り込み、雷神猛虎剣を振るう。男が後ろに跳躍し、その間にオレも柚子の前に立つ。そこで初めて相手の顔を見る。

「「何っ!?」」

男とオレが同時に
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