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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第九話 対AMF
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の場で言い合うようにしていたら、いつのまにかそうなっていたのだ。
スバルはティアナに絶対の信頼をもっているので衝突はしない。
エリオ、キャロに関して言えば、今やれる事を必死に追いかけている状態なので誰かに意見する余裕が無い。
だから、アスカが口出しをしている。
最終的に判断するのはリーダーでいいが、意志決定するまではリーダー以外の意見もあった方がいいとアスカは考え、ティアナもそれに賛成してくれてる。
チームとしては、理想に近い形だ。
「AMF、ヤッパ厄介だぜ」
頭を
摩
(
さす
)
り、アスカが呟く。
「エリオ。次の模擬戦でオレがシールドを飛ばすから、AMFで消される瞬間に切りかかってみてくれ。魔力全開でな」
アスカは側にいたエリオに頼み込んだ。
「え?でもAMFで……?」
言い掛けたエリオを、待てと抑える。
「シールドが消される瞬間ならAMFに穴が開くかもしれないだろ?やってみないとわからないけど、やるだけの価値はあると思うんだ」
アスカは昇格試験のラスボス戦で使った、バリアを対消滅させる方法をAMFに使ってみようと思いついたのだ。
「そうですね、分かりました。やってみます!」
エリオが頷いてアスカの作戦に同意した。
『と言う訳だ。いいよな、ティアナ』
念話で確認をとり、再度模擬戦に挑むアスカ。
「トライシールド、射出!」
三角形のトライシールドを展開したアスカは、ガジェットに向けて撃ちだした。
AMFでシールドを受け止めるガジェット。
「……」
エリオは切り込むタイミングを測り……
「今だ!」
シールドが消える瞬間、ソニックムーブで突撃した!
バン!
弾けるような音がして、ガジェットが大きく仰け反る。
今までとは違い、かなり勢いよくガジェットは弾かれた。
「いけます!いけますよ、アスカさん!」
手応えを感じたエリオが嬉しそうに叫ぶ。
「スバル、エリオ、タイミング合わせろよ!ティアナ!」
「キャロ、スバルにブースト。エリオは敵を攪乱してアスカがバリアを当て易いようにして。アスカ、バリア3つ飛ばせる?」
「まっすぐにしか出せないからな!」
「OK!やるわよ!」
見つけた攻略法を元に、瞬時にティアナがプランを練る。
「AMFの攻略法、案外早く見つけましたね」
データを収集しているシャーリーが感心したように言う。
「……どうだろ?あの方法じゃタイミングがシビアだし、何よりアスカ君が無防備になるよ。目の付け所はいいけど、運用は難しいかな?」
なのはの言葉通り、3つのバリアを飛ばして無防備になった所にガジェットのレーザーがアスカを
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