反逆の翼
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次の日、かなり丁寧な感じでアカデミア倫理委員会なる組織が俺の元を訪ねてきた。アニメで十代のもとに来た組織とは態度がかなり違うのは俺がイエロー寮だからか。
それでも謹慎処分に、という話らしい。十代たちは退学だからこれでも軽い。
……まあ、挙動不審なクロノス教諭が首謀者なんだけれども。
「というわけで制裁タッグデュエルをするノーネ! ドロップアウトボーイ二人はタッグでこちらが用意した相手ーと、デュエルして負けたら退学なノーネ! セニョール逢魔ーは、組む相手を探すノーネ。それで負けたーら、謹慎処分になるノーネ。ですーが、組んだ相手にペナルティーはないから安心するノーネ!」
タッグデュエル……間違いなく相手は例の迷宮兄弟。いろいろおかしいことはあるが、まあ、いいか。アニメキャラに会えるし。
「ちょっといいですか?クロノス教諭」
「なんでスーノ?」
「相手が二人でも構いませんが、こちらは一人で戦いたいと思います」
そう言うとクロノス教諭は思案顔になる。メリットデメリットを考えているのだろう。メリットはこちらに言い訳を持たせないことくらいか。
「いいでしょう。それで構いませんーノ」
「ありがとうございます」
さて、どういうデッキを使おうか。
○●○●○●○●○●
十代と丸藤メガネがデュエルしたりしていたらしいが、デッキの調整をしていてわからなかった。あとは……明日香や恵が激励に来たくらいか。
「これよーり、制裁タッグデュエルを始めるーノ! 対戦相手を紹介するノーネ!」
場所はアカデミアの一つのデュエルスペース。その向こうの入口が開き、スモールが拭きだし、中華服を来たハゲのおっさん二人が謎のパフォーマンスをしながらとびだしてきた。額には迷の文字と宮の文字。やはり原作通りか。
「我等、迷宮兄弟!」
「いざ、尋常に勝負!」
決め台詞まで決め、どこかミーハーな校長が拍手をしている。おいおい。
「あのデュエルキングと戦い、苦しめたといーう、迷宮兄弟が相手なノーネ!」
クロノス教諭も自信満々そうだが、苦しめたってゲートガーディアンを出しただけじゃなかったっけ?
「然かり。だが、覚悟せよ!」
「我等は相手が雛だろうと手加減はせぬ!」
雛って俺のことかい。まあ、学校にいる時点で雛だろうが……。
「……では胸を借りるつもりで」
「「「デュエル」」」
「先攻は挑戦者にやろう!」
「なら遠慮なく。俺のターン、手札からクリボーを呼ぶ笛を発動。デッキからハネクリボーを守備表示で特殊召喚」
ハネクリボーがちょこんとフィールドに
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