第32話
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」
「ええ、今朝方。例の人形が最後みたいですね。」
「今回の目玉の一つか……どれだけの値がつくことやら。まあいい、開場まであと数時間だ。くれぐれも気を抜くんじゃねえぞ………!」
「はい……!」
「お疲れ様です!」
マフィア達に指示をし終えたガルシアは屋敷の中へ戻って行った。
「―――出やがったか。あのオッサンも早速、中に詰めているらしいな。」
「たしかガルシアという元猟兵の若頭さんでしたね。」
「パーティの開場はたしか夜の7時から………もう警備を始めるみたいね。」
「ああ………それだけ警戒してるんだろう。………しかし参ったな。いくら招待カードがあっても簡単には中に入れなさそうだ。」
「まあ、レンはともかく何度かルバーチェの下っ端と戦った事があるロイドお兄さん達は顔を知られているものねぇ。」
「何か手立てを講じる必要がありますね………」
疲れた表情で考え込んでいるロイドの言葉を聞いたレンは苦笑し、ティオは疲れた表情で考え込んでいた。
「…………………とりあえずいったんここから離れよう。ここで連中に見つかったら元も子もなくなりそうだ。」
「そうね。」
そしてロイドの提案によってロイドが仲間達と共にその場から去りはじめたその時
ミツケテ
何者かの声がロイドの頭に響いてきた。
「え………(………今のは………空耳………それとも…………)」
頭に響いた声に気付いたロイドは振り向いて議長邸を見つめ続けていた。
「………ロイドさん?」
「どうしたの?」
「いや……―――ゴメン、気のせいだったみたいだ。」
「???」
その後ロイド達は競売会に入るかどうかの相談をする為にホテルに空き部屋がないか聞く為に、ホテルに向かった――――
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