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μ's+αの叶える物語〜どんなときもずっと〜
第21話 いざ!合宿へ! 出発編
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まったく....仕方ない奴らだな





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穂乃果side


「よかったね大くん参加してくれるって」

「穂乃果先輩さすがです」

「花陽ちゃんがあそこで必死になってくれたから大くんも考えてくれたんだよ」

「そんなことないですよ」

練習後、大くんはすぐに家に帰っていった。
きっと宿題全部終わらせるためにこれから徹夜するんだろうな...あはは

穂乃果たちは現在、みんなで練習後のストレッチをしていた。


「そうね、花陽が先導を切ってくれたからみんなも説得してくれたのよ」

そこに絵里先輩がやってきた。まさか話しかけられるとは思わなかったのか花陽ちゃんは顔を真っ赤にして俯いてしまう

「い、いえ...私はただ、大地先輩に来て欲しかっただけですから」

花陽ちゃんは目を逸らしながら指と指を合わせる

「あ〜!かよちんまた嘘ついた!!」

「ふぇぇっ!?」

嘘だったの?穂乃果にはわからなかったよ

「凛はどうして花陽が嘘ついたってわかったの?」

「絵里先輩も穂乃果先輩も覚えててくださいね!かよちんは嘘つく時必ず指を合わせるんだにゃ!ず〜っと一緒だったからわかるんにゃ!」

「ほぇ〜、そうだったんだ。でもなんで嘘ついたの?」

「そ、それは....///」

花陽ちゃんが真っ赤の顔をして口篭る
まさか......とは思った。
いや花陽ちゃんに限らずこの中の何人かは......






「凛は知ってるよ〜♪かよちんは大地先輩の事好きなんだよね〜?」


「ふぇぇっ!!!凛ちゃ〜ん!なんでそんなこというの〜!」


花陽ちゃんは泣きながら弁明を図るも凛ちゃんは「いいな〜かよちん好きな人できたんだにゃ〜」と遊んでる

「ほら、花陽、凛、ちゃんとストレッチしなさい」

と絵里先輩になだめられてようやく落ち着く



「穂乃果」

後ろから声を掛けてきたのは海未ちゃんだ。

「海未ちゃん、どうしたの?」

「あんなに大地を説得したのに言うのもなんですが...勉強大丈夫でしょうか」

「大くんなら大丈夫だよ」

「そうでしょうか.....」

「だって大くんは頭いいもん。この前の期末試験も満点だったし、さっき見せてくれた模試の結果もすごかったし」

「しかし....本人はなっとくしてなかったようですが....」

確かにあの順位は納得しないもんね
小学2年生の時に受けた全国模試なんかに比べたら...ね

「でも大くんはちょっとの間勉強しなくても平気!それは穂乃果が1番良く知ってるもん」

自信満
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