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μ's+αの叶える物語〜どんなときもずっと〜
Another story
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は.....そう、部活動の紹介動画を創るということで大地くんが派遣されたのよね

あの時は少し気まずかった。最後に話したのが申請書を提出してきた時だし......大地くんも相当緊張していたわ....

そんな中でも大地くんはせっせと仕事をこなし、とても助かった

『絢瀬会長は最近笑ったことありますか?』

唐突にしてきた質問は何を意味しているのか当時の私にはわかるはずもない。でも今ならわかるわ

大地くんは私のことを心配してくれた
てっきり敵視してるんじゃないかと思ってたのに.....
それは私の勘違いだったみたい
なんで気づかなかったのかな〜私は


あの質問の中に廃校を止められるかもしれないヒントがあったなんて...
私は大馬鹿ね

たった数回しか話したことないのに、私の弱い所を的確に零さずビシビシ当てられた。それが悔しかったのかな....?ふふっ


あまりに的確過ぎて私も言葉が出なかったのは.....やっぱりあの日だわ
....夕暮れの公園の出来事


その時はμ‘sがラブライブ出場のエントリーの許可をもらえたのに、生徒会の独自の活動が許可されなかったことでイライラしていたから

そんなのイライラするに決まってるじゃない
ラブライブ出場する前に負けて、その後のこと...デメリットの事を考えているの?より音乃木坂の評価が下がるだけよ
理事長もそれがわかっていてどうして許可するのよ!!

その考えが頭の中でぐるぐる渦巻き、引きずったまま夕暮れの公園で大地くんや海未と話をした

結果私があまりにも露骨に無粋な事を言ってしまい、大地くんは怒った



『彼女達がどんな想いで頑張ってきたのか!努力してきたのか知らないくせに上からペラペラペラペラモノ言ってんじゃねぇよ!』


そんな事.......だったらあなたに私の想いがわかるの!?
今まで私がやってきた事が!努力してきたのに結果を残せなくて悔しい思いをした私のことがあなたにわかるの!?



『彼女達の行動を事あるごとに否定して!しかもそこには自分の感情しかねぇ、生徒会長としての権力でコイツらに圧力かけて行動を制限して!てめぇはここで何してんだよ!!』




私は......ここで何をしているの?
彼のその一言が胸をグサグサと突き刺してきた
私は廃校を阻止するために生徒会で........!



独自の活動を許可されなかった生徒会で....私は何をしてきたの?




オープンキャンパスで中学生に伝える文章を作ること?
......それは結局中学生に魅力を伝えられるような文章になったの?


音乃木坂学院の素晴らしいところを見つけること?
.....それはなんだったの?

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