第29話
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が来れば僕や父さん、エステルが”壁”になるから、今のうちに覚悟しておいた方がいいかもしれないね。」
「ああもう……レンとヨシュアまで状況を悪化させるような事を言わないでくれ!」
更に状況を悪化させるような発言をするレンとヨシュアにロイドは疲れた表情で指摘した。
「アハハ………―――ロイド君、エリィさん、ティオちゃんにランディさんも。改めて、あたしからもお礼を言わせてください。本当にありがとうございました。」
ロイドの様子を口調しながら見守っていたエステルは気を取り直して頭を深々と下げた。
「エステル………」
「………エステルさん………」
「今後、僕達の力が必要ならいつでも遠慮なく言って欲しい。もうお互い、警察とか遊撃士とかわだかまりなんて無いだろうしね。」
「うんうん!全力で協力させてもらうわ!」
「はは………わかった。いざという時は、本気でアテにさせてもらうよ。」
その後、ロイドとエステル達は東通りにある”龍老飯店”へと向かい、夕食を共にして互いに親睦を深めた。3人の故郷”リベール王国”で起こった『異変』の真相とその顛末………ユウナという少女が属している”結社”という謎の組織について………そして『異変』の後に起こり、ロイドも関わった”影の国”という場所に巻き込まれた出来事………驚きに満ちた様々な情報を聞きながら記念祭4日目の夜は更けていくのだった――――――
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