第1話
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の方に指導してもらえる機会があった…………とだけ答えておきます。」
(そ、その特殊な事情が非常に気になるんだけどな………)
(ああ。凄く気になるな……)
(…………どうしてあの方が…………………)
ティオの話を聞いたロイドとランディは小声で会話をし、エリィはティオから視線を逸らして考え込んでいた。
「ところで、わたしの武装はこの『魔導杖』ですが……皆さんの武装は何ですか?」
「ああ、それじゃあ――――俺の得物は、これだよ。」
そしてティオに尋ねられたロイドは自分の武器―――”トンファー”を見せた。
「それは、警棒の一種……?」
「トンファーか。東方で使われる武具だな。殺傷力より防御と制圧力に優れているらしいが……」
「なるほど、警察官らしい装備ね。」
ロイドが見せた武器を見たランディとエリィは頷き
「?その腰につけている2丁の導力銃は使わないんですか?」
ロイドの腰に装着されてある2丁の銃に気づいたティオは尋ね
「え?ああ………勿論、これらも使うよ。」
尋ねられたロイドはトンファーを仕舞った後、2丁の銃を左右の手に1丁ずつ持って構え、エリィ達に見せた。
「2丁の銃を同時に?」
「へー……双銃とは珍しいな。」
「見た事がない種類の導力銃ですね……」
ロイドが見せた2丁の銃を見たエリィは不思議そうな表情をし、ランディとティオは興味深そうな様子で武器を見えた。
「えっと………正確に言えば、これらは導力銃じゃないんだ。………”双聖銃”って言って、弾丸は導力エネルギーではなく、銃に内蔵されてある光の魔力エネルギーを弾丸として放つんだ。」
「初めて聞く銃だな……」
「”魔力”という事は異世界の武器なんですか?」
ロイドの説明を聞いたランディは感心した様子で呟き、ティオは尋ねた。
「ああ。知り合いで異世界出身の人がいて、俺が警察官を目指すって知った時、その人がこの銃をくれて、使い方とかを教えてもらったんだ。」
「そうなの………」
(なっ!?あの銃は……!何故あの銃をあの人間が持っている!?)
(あの銃は確かルファディエルが仙崎千尋に授けた銃と同じ銃………何故、あの銃が………あれはルファディエルしか作れないはずだが………まさか、奴もこの世界にいるのか?)
ロイドの話を聞いたエリィは興味深そうな様子で2丁の銃を見つめ、エリィの身体の中にいるメヒーシャは銃を見て驚き、ティオの身体の中にいるラグタスは銃を見た後、考え込んでいた。
「それでエリィの得物は?その腰に付けている細剣かい?」
「ええ。……けど、どちらかと言うと私が主に使う武器はこれね。」
そしてロイドの質問に頷いたエ
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