最終話(3rd篇終了。零篇に続く)
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弟に褒められるのなら、嬉しいわね。」
「うっぷ!?」
苦笑しているロイドの言葉を聞き、微笑んだ後ロイドの顔を服を着ていてもわかるほどの豊満な胸に押し付け、頭を撫でた。
(かかかっ!相変わらずロイドにだけは甘いね〜、ルファディエルの奴は。さすがはロイド!我輩と同時にルファディエルを攻略するとは!今のルファディエルならお前だったら、押し倒されても抵抗しないぞ!大人の男になる大チャンスだぞ、ロイド!かかかっ!)
「(何、馬鹿な事言っているんだよ、ギレゼルは………)………ハア……いい加減、子供扱いはやめてくれよな…………」
女性――――ルファディエルの胸に顔を押し付けられ、頭を撫でられたロイドは契約し、自分の身体の中にいる悪魔―――ギレゼルの念話に呆れた様子で答えた後、溜息を吐いてルファディエルから離れたが
「あら。でも、男の子として役得だったでしょう?」
「ル、ルファ姉!」
からかうような表情のルファディエルに見つめられ、恥ずかしそうな様子で慌てた。
――――お待たせしました。クロスベル自治州行き鉄道、後10分で発車します。ご乗車される方はお早めにご乗車下さい――――
するとその時、駅構内に放送が流れた。
「………どうやら時間のようね。はい、昼食用のお弁当と飲み物。買っておいてあげたわよ。」
放送を聞いたルファディエルは隣の椅子に置いてあった弁当と飲み物が入った袋をロイドに渡し
「ありがとう、ルファ姉。じゃあ、一端俺の中で休んでいてよ。」
「ええ。」
光の球体になった後、ロイドの身体の中に入った。
「さてと。………行くとするか――――クロスベルへ。」
そしてロイドはクロスベルへ向かう鉄道に乗車し、乗車した鉄道は行き先――――クロスベル市に向かって走り出した。
――――両帝国と共和国、三大大国の狭間、急成長を続ける巨大貿易都市。光と闇の混在するその街を、人々はこう呼んだ。魔都”クロスベル”―――
――――市民の信頼を失ったクロスベル警察に集められた4人の若者たちと3人の異世界からの留学者たち―――
――――光と闇の混在する大都会を舞台に、若き捜査官とその仲間達は光と闇の絆と共に”魔都クロスベル”の光と闇に挑む――――
――――直面する数多の矛盾、そして試練。立ち塞がる巨大な”壁”――――
――――若き捜査官は光と闇の絆、そして仲間達と共に”壁”に立ち向かう――――
新たな舞台と光と闇の絆が織りなす新たなる
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