フィンランド領ロヴァニエミにハイヴ攻略作戦開始
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
外のメンバー分かっていたのだ。
「ソ連の君、本当に馬鹿なのか? 実際に火星軍の本隊が動くのだぞ、つまり火星側にも我々の情報が残るのだ、その時に戦場でただなにもせずに動かない【最新鋭機の戦術機】を載っているパイロット達がいると火星軍が連絡があればわれわれはどういう対応をとればいいのかね?」
確かにそうなのだ、第3計画はあくまでもその主目的はハイヴの中に入り、そしてBETAの意思疎通を果たすという目的があったのだが。
「だがそんなことを戦場でやれば今後火星政府並びに軍隊としての関係性に大いに亀裂を生むぞ、その問題がソ連一国だけで解決できると 思っているのか」
「それは、ですが、」
もはや何もいえないのはソ連側であった、確かに第3計画は進行しているが、それを実戦で試す為にはどうしてもハイヴ内に入る必要があるのだが。
「つまりだ、第3計画は確かに我々には必須ではあるが、今の火星側の技術力、特にあの粒子兵器や核融合炉などはまだ我々には開発も出来成れば、分析すらも出来ない分類だぞ」
「だからこそ、今の段階では中止とするのは当たり前だろう、それよりも各国から出せる程度の戦力を出してハイヴ攻略戦がどのようなものなのか? その情報を得るのも必要だとわれわれは思っているのだよ」
ソ連川としてもはやなにも出来なかった、この国連の緊急会議にて全ての準備が整えられる25日を持って、地球人類側としては火星軍との共同でハイヴの攻略戦の開始することが決まった。
それから五日が経過して・・・・・・
運命の7月25日 朝の7時ジャスト。
ベクトラ艦橋内では、他の部隊にも伝わるように最大出力によって通信を開始していた。
「これより我々ロンド・ベル隊は地球軍と協力して所在地のフィンランド領ラッピ州ロヴァニエミに存在する【ロヴァニエミハイヴ】を攻略することとなる我々初めとなる地球側との戦力とあわせてのハイヴ攻略戦ではあるが、戦力的には十分すぎるほどの戦力があるために作戦参加者達は自由分に日ごろの成果を思う存分に示してくれればいいでは作戦フェイズ第一段階へ入る」
こうしてブライト総司令の言葉と共に地球人類史に残るはじめてのハイヴ攻略戦が開始されようとしていた。
その頃ネェル・アーガマ隊はエペルトーネオー軍事都市から出て、国境付近の川を渡りきった所でネェル・アーガマは自らが持っている最大火力である【ハイパー・メガ粒子砲】の発射準備に入っていた。
「艦長のオットーであり、皆も聞いたとおり、ブライト総指令からの通信を受けたが、われわれは先の会議おいて決まったハイヴへの最初の先行打撃艦隊としての側面を持つ為に、これより我が艦が持ってい
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ