第26話
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「で、でも………」
「ここで待ってくれた方が安全だと思いますが………」
ユウナは同行を申し出、ユウナの申し出を聞いたエリィとティオは戸惑った。
「あの子の行方を突き止めたのはユウナよ。だからユウナは最後まで見届ける必要がある。ふふっ………たとえどんな運命があの子に降りかかったとしても。」
「あなた………」
戸惑っている二人にユウナは不敵な笑みを浮かべて答え、ユウナが探している迷子が危険な目に遭う事に対して何とも思っていないどころか、むしろその場面を見たいかのような発言ともとれる言葉を口にしたユウナをエリィは厳しい表情で睨んだ。
「よくわからんが妙に拘ってるみたいだな。時間が惜しい。ロイド、連れて行こうぜ。」
「ああ。―――ユウナ。君がただの女の子じゃない事は知っているけど、無茶はしないこと。それだけは守ってくれ。」
「わかったわ。」
「―――よし、それじゃあすぐにでも西口に向かおう。西クロスベル街道に出てコリン君を捜すんだ。」
「ええ………!」
「了解です………!」
「………………………」
そしてロイド達はコリンを見つけ、保護する為に西クロスベル街道へと向かった―――――
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