第25話
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ているのかしら?」
「みゅ?どういう意味ですの??」
我に返ったガイとルークは疲れた表情で、ティアは呆れた表情でレンを見つめてそれぞれ指摘し、ティアの指摘の意味がわからないミュウは不思議そうな表情で首を傾げた。
「まあまあ、今はそんな細かい事は別にいいじゃない♪それよりもここは協力して捜索しましょう?人の命がかかっているのだから、人手は多い方がいいし。」
「ああ、僕もその方が心強いよ。どうかよろしく頼むよ。」
「……わかった。つー訳だから、よろしくな、レン。」
「はーい♪」
こうしてルーク達と協力して観光客を捜索する事を決めたレンはルーク達と共に古戦場へと向かい始めた。一方その頃、ロイドは歓楽街を捜索し、裏通りも捜索し終えて中央広場に向かおうとした所、ある人物に声をかけられた。
〜裏通り〜
「うふふ………お兄さん、お久ぶりね。」
「え………」
自分に声をかける声を聞いたロイドが驚いて振り向くとユウナがロイドに近づいてきた。
「ユウナ……また一人でアンティークショップに遊びに来たのか?」
「ええ、それとお祭りの見物もね。パレードがあったけどお兄さんも見物したのかしら?」
「いや、仕事を片付けているうちに見逃しちゃってさ。」
「そうなの。それは残念ね?ところでお兄さん、一人で何をしてるの?また誰かとかくれんぼをしてるのかしら?」
ロイドが単独行動している事が気になったユウナは不思議そうな表情でロイドに訊ねた。
「いや………実は迷子を捜していてさ。今日のパレードではぐれちゃったらしいんだけど、まだ見つかっていないんだ。」
「ふぅん、そうだったの。写真かなにか持っている?ユウナが知ってるかもしれないわ。」
「そうだな………一応、見てもらえるかな?」
ロイドはコリンの写真をユウナに見せた。
「……………………え…………………」
写真を見た瞬間固まったユウナは呆けた声を出した。
「どうした?ひょっとして見覚えがる子だったか?」
「―――ううん。ユウナ、こんな子、見覚えないわ。」
そしてロイドに尋ねられたユウナは俯いて答えた。
「そうか…………」
一方ユウナの様子に気付いていないロイドは残念そうな表情で溜息を吐いた。
「でも………可愛い男の子ね。お兄さんは………この子を捜しているのかしら?」
「ああ、仲間と手分けしてね。早く捜して、ご両親の元へ帰してあげたいんだけど………」
「……仲間と手分けしてって事はおねえちゃんもこの子を探しているのかしら?」
「いや、レンは別の緊急要請の対処を一人で……っと、もしかしてレンからか?」
ユウナの疑問にロイド
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