第18話 Past Memory3
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も12位とかいいじゃないか。」
「笹倉と比べると全然だよ」
(ちっ.....調子に乗りやがって....なにが『提出物とかしっかりやって復習しただけだから』だ。ああいう謙遜マジでウゼェ)
(わかるわかる!俺らのことバカにしてんじゃねぇの?)
(あんなやつ......)
ザザザジザジジジザザ.....
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
中学生になって初めての夏休みがやってきた。
とはいえ、今週末に控えた大会....俺達の初めての大会に向けてひたすら踊ることに専念していった。
東條さんは入部してくれた。女子部員が1人なため、大会に出場とかできないと言った。そしたら「いいの!笹倉くんがいるからいいの!」と言って、マネージャーという形で俺達のサポートをしてくれている。
彼女の存在が俺達のモチベーションを上げてくれた。
東條さん可愛いし、最近笑うことが増え影の東條希ファンクラブが存在するまでになった。
だが、それらから逃げるように俺達『ダンス部』とほぼ毎日一緒にいるのでファンクラブのみんなは近寄れずにいた。
女友達はあまりいないものの、俺らといる方が楽しいとか言って遊びに行く時も男6、女1という微妙な割合でいることが多くなった。
そして迎えた夏の大会。いわゆる新人戦
俺は大会というものを経験してるからなんともなかったが、ほかのメンバーはガチガチに緊張して早朝の練習も普段の半分も動けていなかった
「あぁ....緊張して口からラーメン出そうだ....」
「俺たちはしっかりやってきたんだ。焦らなくていい。楽しんでやろうぜ?てか、口からラーメンって何故?」
「なぜってそりゃあ....朝飯ラーメンだったから」
朝からラーメンって.......よく食えるよな
皓貴は胸を押さえながらゆっくり深呼吸する。
「笹倉くん....」
トントンと肩を叩いて東條さんは心配そうに見つめる
「なぁに東條さんまで心配そうな顔してんだよ。大丈夫大丈夫!今まで頑張ってきたんだからさ」
「で、でも.....」
東條さんの頭を撫でて心配を和らげる
「......もう..///笹倉くんは.....///」
「........(じ〜)」
俺と東條さんのやりとりを見て皓貴は不満げに眉をひそめる
「な、なんだよ.....」
「いやぁ〜いつの間に君達はそんな関係になったのかなぁ〜と思って」
「ブフッ!!!」
「えっ!?//////」
俺は豪快に吹き出し、東條は頬を染めてあたふたする
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