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μ's+αの叶える物語〜どんなときもずっと〜
第15話 勉強会
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「お邪魔しや〜す」

「「お邪魔しま〜す」」

穂乃果の部屋にぞろぞろと入り、荷物を隅に寄せて一息つく

「みんな待ってたよ〜。よし!さっそく--「勉強です」

「酷いよ海未ちゃん!穂乃果まだ何も言ってないよ」

「穂乃果のことですからお菓子を食べようとか言うつもりだったのでしょう」

「それは....そうだけど...」

「むしゃむしゃ....おお!このポテチうめぇ。ほれ、穂乃果口開けろ」

そんな2人を放置して俺は買ってきたポテチを食う。ガーリックバターレモンとか言う謎の味。恐る恐るではあったが普通にうまかった

「え?あ、あ〜ん...///」

口を開けて待機する穂乃果の口の中にポテチを放り込む。

「ほんとだ〜おいしい〜」

「ほ〜の〜か〜」

「穂乃果ちゃんいいな〜」

穂乃果へのあ〜んが羨ましかったのか海未とことりは穂乃果に詰め寄る。

「お前ら....あ〜んごときで....てか、海未勉強は?」

「はっ!そうでした!」










「というわけでここでさっき説明した公式を使うんだよ。わかったかバカ穂乃果」

「うう〜..わかったけどバカバカ言わないでよ〜」

あの後もしっかり2人にあ〜んしてやった。いちいち顔真っ赤にするなよ〜やっててこっちも恥ずかしいじゃないか

で、現在7時前。穂乃果の家に来てから3時間ちょっと勉強に専念した。というよりは専念させた。穂乃果マンガ読み始めたり勉強する気なかったからな....だから勉強しなかったら油性マジックで顔に落書きするという罰を準備して勉強させた。

「穂乃果、大地の説明わかりやすいですよ。しっかり聞いて勉強すれば赤点なんて絶対無くなりますよ」

「そうだよ穂乃果ちゃん。あとちょっと!がんばれ〜」

「うへぇ....難しいよ〜。ね〜大くん〜ここは〜?」

「ここは.......準備された式を展開して、後は----」



「なるほど〜さすが大くん!穂乃果の頭に優しい解説ありがとう♪」

「はいはい....」



「穂乃果〜ごはんよ〜!みんなも下りてきてらっしゃ〜い」

一段落したところに穂乃果母が声をかける。
「わ〜い!みんな行こ」と、勉強から開放された穂乃果は一目散に部屋を出ていった。

置いていかれた俺達はため息をついて教科書を閉じる。

「ありがとうございます大地。さすがです、とてもわかりやすかったです」

「大地やっぱり頭いいね〜私なんて何年勉強やってもきっと敵わないよ〜」

「んなことないって。海未もことりも余計なこと覚えすぎなんだよ。でも2人とも頭の回転速いから大丈夫だと思うよ」

「やっぱり大地は進学ですか?」


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