第13話 条件と対立と
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話しをするのはダメなんですか?」
出来るだけ絢瀬会長の逆鱗に触れないようにやんわりと言った
「........」
コンッコンッ
絢瀬会長の後ろには理事長が微笑んでドアをノックしていた
入っていいわよって意味なのだろうか
俺は絢瀬会長と東條副会長の横を通り過ぎ、理事長室に入る。
続いて穂乃果と海未、ことり。
そしてなぜか絢瀬会長と東條副会長も。
「理事長、彼女達の話に私達も同伴してもよろしいでしょうか?」
嘘だろ.....それじゃあ生徒会をスルーしてきた意味が無いじゃないか
「いいわよ」
「へぇ〜ラブライブね〜」
「はい、ネットで全国的に中継されることになっています」
ラブライブについてのプリントを理事長に渡し、説明をはじめる
俺らの説明で理事長を納得させないと出場することができない
なんとかして納得させなくては
「もし出場できれば学校の名前をみんなに知ってもらうことが出来ると思うの!」
ことりだけ敬語を使わず、母と会話するような喋り方をする。
それについて理事長は全然気にも留めていないようだ。
「俺達はこれからラブライブ出場に向けて、学校存続に向けて活動していくつもりです」
「私は反対です」
「え?」
反対したのは理事長ではなく絢瀬会長
「理事長は学校のために学校生活を犠牲にするようなことをすべきではないとおっしゃいました。であれば--「そうね〜....でもいいんじゃないかしら?エントリーするくらいなら」
え?なんだって?エントリーするくらいならいいのか?
「ほんとですか!?」
「えぇ、いいわよ」
「やった〜っ!」
絢瀬会長を置いて俺達は喜ぶ。絶対理事長からも許可を貰えないと思っていたのに、ここまで簡単に許可をもらえたとなると....ことりの母だから?それって贔屓だよね...いやいや、理事長に限ってそれはない。
じゃあ何故?
まぁ許可を貰えたなのであーだこーだ言うつもりはないけど。
「ちょ、ちょっと待ってください!どうして彼女たちの肩を持つんです!」
やはりというか...当たり前というか、絢瀬会長は納得せず反論を試みた。
「別にそんなつもりはないけど」
「なら、生徒会も学校を存続させるために活動させてください」
「それはダメ」
即答だった。あまりにも間髪入れずに理事長は否定したためどうしてダメなのか気になってしまった。
「い、意味がわかりません」
「そう?簡単なことよ?」
理事長は表情を崩さず答える。俺達と生徒会の違いってなんだ?
「あ、あの失礼ですが理事長。質問よろしいですか?」
「どうぞ」
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