【ハリー・ポッター】編
146 特典選び
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「……さて以前と同じく賽子(さいころ)を振ってくれ」
「これ≠ナすね? ……せいっ」
……賽子が示したのは3=B斜めに並べられた3つの点を見た時、多くもなければ少なくもない>氛氓ニ、どうにも形容しがたい気持ちになってしまったのは仕方ない事だろう。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「左様じゃ。確か──特典の数は3つじゃったな。……さて、お主の望む特典は?」
「はい」
一つだけ頷き、ずっと──サブカル知識≠フ造詣が深い乃愛と相談しながら考えていた事を口にする。選考する時間は有り余っていたので、ここで迷う事はない。
「まず1つは──少々複雑かもしれませんが“赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)”と“白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)”を完璧に融合させて単体の神器(セイクリッド・ギア)∞≠ノしてもらうってところかな」
「むぅ…。……お主が持っている──中途半端≠ノ混ざっている神器(セイクリッド・ギア)≠完全に混ぜる事くらいなら、まぁ可能だろうのう」
これはドライグの器≠用意したい俺からしたらどうしても頼みたかった事なので、1つ目はこれにした。……それにしても、ドライグの協力下の融合とだったがその融合具合はミネルヴァさんからしたら中途半端≠セった模様。
……ちなみに、俺と一心同体と云っても差し支えがない──俺と一緒に居るはずのドライグがノーリアクションで静かなのは、ミネルヴァさんが一時的にドライグとのリンクをあやふやにしているからだそうだ。
閑話休題。
「2つ目は、【Fate/Zero】のバーサーカーが使用していた宝具で」
「ほう、中々に巧い@鰍ン方じゃな。……伊達に長生きしてないと云うわけか」
さっきの難しそうな顔から一転。ミネルヴァさんは感心した≠ニでも言いたげに頷く。
ぶっちゃければ“騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)”だけでもよかったのだが、そこはついで≠ニ云うべきで──“己が栄光の為でなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)”と“無毀なる湖光”を纏めて望んでみる。
……ちなみに、態々【Fate/Zero】と限定したのは、【Fate/】≠ニしただけでは不明瞭で──数多存在している二次創作にすら引っ掛かりそうなので、こんな頼み方にしてみた。……ミネルヴァさんの反応を見る限り、好ましい頼み方≠セったらしい。
「3つ目は【Fate/Stay Night】のキャスターの、クラススキル≠含めたスキル」
「了解じゃ」
「……もちろん、これについてはスキルのランク変更とかは無しの方向でお願いしますね」
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