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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic4夢が生まれた日〜Turning Point〜
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も予約してるんやけど・・・」
「え?・・・はあ!? アイリ、なんの話だ! そんな話聞いていないぞ!」
「んや? そうだったっけ? 調査部にはアイリが休暇の申請をしたから、一緒に温泉に行こうね〜って話したと思ったんだけど」
「マジか〜、聞いてねぇ〜・・・。課長たちからもそんな話出てなかったぞ〜、おい」
アイリの奴、ルシルを上手いこと嵌めたわね。シャルがルシルのところまで行って「ま、そういうわけだから。一緒に楽しもうね〜♪」ルシルの肩をポンッと叩いた。はい、これでルシルの参加は決定。そしてなのははユーノの肩を叩いて・・・
「ルシル君も参加だから、ユーノ君も一緒に来るよね♪ というか、こうなると判っていたから実は部屋も取ってあります!」
ニッコリ笑顔を浮かべた。ルシルが一緒に行くなら自分も行く。そう言ったユーノは「あはは・・・、はい」もう断る理由も無ければ言い訳も無用だわ。とまぁ、そういうわけでゴールデンウィークにはもう1度チーム海鳴として集まることになった。
†††Sideアリサ⇒ルシリオン†††
あぁ、未来を知っているというのも嫌なものだな。悲惨な出来事が起きると知りながらも、ある目的のために俺はわざと見過ごした。目の前に広がるのは火炎の海。燃えているのは臨海第8空港。原因は後に判ることになるが、ロストロギア・“レリック”が爆発したことによるものだ。
(なのはにスバルを救出させる。この運命はきっと外してはいけない・・・)
スバル・ナカジマ。俺が傷つけた女の子だ。彼女の母親であるクイントさんを護りきることが出来なかった。護ると、一緒に帰ってくると、約束したのに。だが俺はその約束を果たせなかった。彼女や姉であるギンガ、父親のナカジマ三佐からクイントさんを奪った。恨まれて当然だ。
「ユーノ君は負傷者の治療をお願い! 続々救助されて来るやろうから大変と思うけど・・・!」
「大丈夫! 遠慮も気遣いも無用だよ、はやて!」
災害担当課の部隊や空港のある区を担当する陸士部隊だけでは手が回らない程の大火災。ゆえにいつもは縄張り意識が高い所為で非協力が目立つ別の陸士隊も応援に駆け付け始めている。しかしそれでも圧倒的に人手が足らないし、火の回りがあまりにも激し過ぎた。
そんな中、チーム海鳴の同窓会旅行(この前は任務+パーティだった)現場近くに居た俺、はやて、なのは、フェイト、そしてユーノは、空港内に取り残されている要救助者の救助および消火活動を手伝うこととなった。
「ルシル君、なのはちゃん、フェイトちゃん。危険やけど施設内に突入して救助活動の手伝いをお願いするわ!」
「「「了解!」」」
はやては自分の部隊を持つための指揮官研修をしているため、そのまま臨時の前線指揮官として作戦に参加する
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