暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic4夢が生まれた日〜Turning Point〜
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エイミィ、おばさんっぽい」
「ア〜ル〜フ〜? だーれがおばさんだってぇ〜?」
「いったー!」
余計なひと言を言ったアルフの頭に両拳でのグリグリ攻撃をするエイミィ。そんな2人を横目に「とりあえず今は準備期間で、しばらくは特捜官のままで渡り鳥状態ですわ」はやてが自分の状況に苦笑した。
「まぁ特捜官は任務によっていろんな部署に飛ばされるからな。しかしその分、多くのコネが出来るし、経験や経歴も積める。部隊指揮官になるにはあった方が良いものだ。しかしまぁ陸士部隊は縄張り争い意識が海や空より強い。そういう荒波に揉まれるのもまた価値のある経験になるだろう」
「あぁ、クロノ君も似たようなこと言うてたわ」
「実際、陸士部隊の縄張り意識って強いわよ。その所為で犯人追跡中に中断命令を受けることもあるし」
陸士部隊に所属する身として、地上部隊の窮屈さをはやてに話す。確かに管轄区っていうのはあって当然だと思う。けど管轄区を出た瞬間に引き継ぎも碌にしないで、ハイさよなら後は任せてね、ってふざけ過ぎだわ。しかも他の陸士部隊との情報共有すらしないって。バッカじゃないの?っていつも思うもの。
「にゃはは。とりあえずアリサちゃんは今の陸士部隊に不満を持ってるのは判ったよ」
「すごい熱弁だってね、アリサ」
「はい。ジュース」
「あんがと」
地上部隊への不平不満を熱く語っちゃったわ。すずかから受け取ったジュースを飲みほして、「ああもう。こんなテンション下がる話題は切り上げよ!」話題を変えるよう話を振る。
「じゃあ、今度のゴールデンウィークでの旅行についてはどうや♪」
「それ! そういうので良いのよ、こういう場ではね」
次のGWの連休を利用して、はやての指揮官研修先近くにある温泉地へ遊びに行く予定なのよね。休暇期間は4日で、なのはとフェイト、はやてとルシルとリインは初日から、あたしとすずかとシャル、それにアリシアとアルフは2日目のお昼頃に合流予定。シグナムたち八神家も緊急任務がなければ途中参加になる。
「ユーノ君はやっぱり行かないのかな?」
「いや、まぁ今回ばかりは女の子たちだけで。さすがに男1人でちょっと・・・。せめてもう1人、ルシルが居てくれたら考えたんだけど・・・。ルシルはどうせ行かないんだろ?」
「悪いな。ゴールデンウィークは管理局や次元世界には無い概念だからな〜。その期間も残念ながら仕事だ」
「まぁそういうわけだから、女の子たちだけで楽しんできてね」
ユーノとルシルが肩を竦め合う。でも「え・・・?」あたし達はルシルの発言について小首を傾げた。するとルシルも「ん・・・?」小首を傾げた。
「ルシル君、休みなんやんね? アイリから休みを取ったって聴いてるから、ホテルの部屋
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