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ありがとう!(U建一の半生)
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試合を観戦したピートは、自分も大リーガーになりたく頑張った。始めは、少年野球のチームからも、片腕だから断られた。彼は諦めなかった。彼は諦めずに頑張り、見事、大リーガーの外野手として、憧れのンキースタジアムのグランドに立った。彼の名言は[勝利者は、常に諦めない]https://www.youtube.com/watch?v=5jRmi61DfC4 https://www.youtube.com/watch?v=VIlH06R81i4  ジム・アボットは、生まれつき、右手の手首より先が無い、大リーガーの投手だ。ソウルオリンピックの決勝では日本と対戦し好投、アメリカ代表は金メダルを獲得、最も優れたアマチュアスポーツ選手に贈られる、ジェシー・オーウェンス賞を受賞した。ヤンキース時代にはノーヒット・ノーランも達成した。彼の名言は[不可能というのは、確かに神が決めるものなのかもしれない。しかし、人間は不可能を可能にする力を持っている]http://matome.naver.jp/odai/2138012187710842101」と、言っていた。







      大リーガー
【片腕の野手】   【片腕の野手】
ピート・グレイ   ジム・アボット
「父ちゃんも毎日、木工製品を作り続けて、体が不自由でも頑張っているよ。人に喜んで貰えるから、社会貢献だよ」と、建一は言った。建一は続けた「[監督が、勉強も頑張り、部活も頑張る、けじめが必要だ]とも、言っていた」総一郎は嬉しそうに「建一も、随分成長したな」と、言った。「俺が、世話になっている家具店に行って、俺の作った木工製品の陳列を見たいな」と、総一郎が言うと、建一が「日曜日は部活が休みだから、父ちゃんの木工製品が陳列して或る、家具店に行こうよ。日曜日は家具店も、御客さんが一杯だよ」と、言った。総一郎は「そうだな」と、頷いた。
次の日曜日、二人は家具店に向かった。総一郎が障害者手帳を使うのは、今回が初めてだった。二人はバスに乗った。総一は障害者手帳を運転手に見せた。総一郎のバス代は無料だった。バスは少し混んでいて、空席は無かったが、三人掛けのシルバーシートだけは、空いていた。建一は総一郎をシルバーシートに座らせ、自分は吊革に?まって、立っていた。次のバス停で、パンチパーマのフテ腐った、大柄な二人の不良風な若者が乗ってきた。二人は、シルバーシートの二人分の空席を見付け、座った。二人は、大声で自慢話を始めた。若者は、横に座っていた総一郎を、肩で押した。明らかに、邪魔だと云う素振だった。総一郎は、業を煮やして、松葉杖で立ち上がり、吊革に?まった。建一は、ガタイ大きいが気が弱い性格で、若者に、何も言う事が出来なかった。車内の前部に乗っていた、中肉中背の学生服の青年が、若者の前に立ちはだかった。彼は、建一と同
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