第19話
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てそのまま自分達の所有物にしていいとの事だ。」
「マジッスか!?太っ腹ッスね〜。」
「確か戦術オーブメントは一つ数十万するとの事ですけど……それをレンちゃんの分も含めて5つも無料でくれるなんて、さすが”Ms.L”ですね………」
ティオの質問に答えたセルゲイの説明を聞いたランディは目を丸くし、エリィは信じられない表情をしていた。
「”ARCUS(アークス)”は”ENIGMA(エニグマ)”とは異なる点がいくつかあるが詳しい事や支給した”ARCUS(アークス)”専用のクオーツ以外の”ARCUS(アークス)”専用のクオーツの入手の仕方についてはレンに全て聞けばわかるとの事だ。それと”Ms.L”に提出する運用レポートも必要との事だが、それも全てレンがやってくれるとの事だから、お前達はただそいつを実戦で使って、使い具合をレンに教えるだけでいいそうだ。」
「え………それだとレンちゃんにばかり負担がかかる事になりますけど………レンちゃんはそれでいいの?」
セルゲイの話を聞いて目を丸くしたエリィは不安そうな表情でレンに問いかけた。
「全然問題ないから気にしなくていいわよ。レンは”天才”なんだから、そのくらいの事は片手間でできるもの♪」
(いや、それ以前に”Ms,L”は君自身だから、レポートを作る必要もないだろう!?)
レンの自信満々な台詞にエリィ達は冷や汗をかいている中ロイドは疲れた表情で心の中で指摘した。
「……ヨナみたいにそんな自信過剰な事ばかり言っていたら、その内痛い目にあいますよ。」
「うふふ、レンは自分の力を決して過信せず、努力もする”真の天才”だからそんな事にはならないわ♪それよりもティオはエプスタインから出向しているのに、”ARCUS(アークス)”の実戦運用の結果をエプスタインに報告していいかどうかをレンに聞かなくていいのかしら?」
ジト目になって自分を見つめるティオの指摘に笑顔で答えたレンは意味ありげな笑みを浮かべてティオに問いかけ
「わざわざ自分から仕事を増やすようなめんどくさ過ぎる事をするつもりはありません。」
ジト目になったティオの答えを聞いたロイド達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
そして通常業務を始めたロイド達は普段の倍以上に来ている支援要請を片付ける為に二組で手分けして要請を片付け、その後エリィと共に担当している支援要請を片付け終えたロイドのエニグマにフランから”特務支援課”発足時の翌日に起こった事件によって知り合いになった旧市街の不良集団の頭――――”テスタメンツ”のワジ・ヘミスフィアと”サーベルバイパー”のヴァルド・ヴァレスが手下達と共に港湾区で喧嘩をしている為それを止めて欲しいという緊急要請が入ったので、喧嘩を止める為に
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