暁 〜小説投稿サイト〜
没ストーリー倉庫
=戦闘訓練編= イショウセレクト
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
言います!』
「ロボっ子キタコレ!」
「引っ込み思案系かよ……より取り見取りすぎてたまらねぇぜ雄英……!!」
「ミスター峰田(グレープ)よだれ垂らしてキッタナーい……」

 当の本人は体について、そういう『個性』だと言って控えめに笑っていた。派手な外見をしているものの、本人はマリンブルーの鮮やかな髪を除けばとても大人しいというか、控えめな性格だった。
 上鳴が興味本位で「ロケットパンチとかできんの?」って聞いたら『え、皆は出来ないんですか?』と素で返していたあたり、多分相当な天然さんである。
 なお、俺の隣の席になったので他の二人の非原作キャラに比べると親しい感じになってきている。

「ロケットパンチ以外には何が使えるのさ?」
『ええと………眼からレーザー吐いたり爪がミサイルになって飛んで行ったりします。へ、変ですか?』
「いや、さすがロボットだなって思ったけど全然変じゃないよ!むしろヒーローとしての『個性』が色々とバリバリ大放出だね!」
『で、ですよねっ!頭や動体を分離させて空飛んだりしても全然変じゃないよねっ!』
(………どうしよう、つくもちゃんの笑顔がまぶしすぎて否定の言葉を言い出せない)
「ええー!首とれるの!?めっちゃ変!!」
『そ、そんなー!』
「うららかさんザックリ行き過ぎぃ!?」

 とりあえず、彼女は高い戦闘能力に反してメンタル的な撃たれ弱さにちょっと難があるようだった。

 あとこれは純粋な疑問なんだけど………ロボットってインフルエンザにかかるものなのか?ウイルス的な意味でかかってんの?ロボットエンザにかかってロックマン10始まっちゃうんだろうか?

「どうして(イレギュラー)は発生するんだろう?」

 ついに俺もエックスと同じ戦いに疑問を抱く境地に……という訳ではなく個人的には「そこは(ヴィラン)じゃね?」というツッコミを期待していたが、何故かそこで轟と常闇が反応した。

「抑制された反社会意識、秩序によって否定される我欲から発生する体制への反発心。ヒーロー飽和時代による犯罪者弾圧体勢の、いわばツケだな」
「光強ければまた闇も深し……世俗から抜け出せぬ現世の住民の宿命だ」

 お前らそれはネタなのか、それとも素なのか?……素だな、この二人は。今更ネタでしたと言い出せない雰囲気だったため俺も必死で真面目な顔して二人に合わせるほかなかった。

「なんか一部男子が変なノリになってる……」
「男の子ってああいうノリで格好つけるの好きよね〜」

 やだ、葉隠とか削岩あたりの生暖かい視線が辛くて死にたい。



 = 轟焦凍の好感度が上がった! =



 とまぁいろんな変化があったが詳しい話は後に回して、今日からオールマイトの授業が始まる。

「恰好から入
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ