暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic3探索者〜First Contact〜
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鳴の前に単なる機械兵器が敵うわけもなく、私たちは余裕を持って20機中17機を撃破した。うち3機は私が氷結魔法で捕らえたんだけど、自爆されちゃった。
「――それにしても最低でも50個とか」
「しかも大きな魔力を当てると爆発を危険物となると、万が一の二次被害が恐ろしいな・・・」
そして今は、“レリック”を受け取ってアースラへ転送するためのトランスポートへと向かってる最中。陸路だと時間が掛かるし、何よりチーム海鳴はアリシアちゃんを除いて全員が飛行魔法を扱えるから。そういうわけで空路で“レリック”を運搬していたところで・・・
「む。どうやら先の20機だけではなかったようだ」
人型に変身してるザフィーラが眼下に広がる森のある一点を注視してそう言った。鬱蒼と生い茂っている木々の所為で全く見えないけど、「先の機械兵器が居るのか・・・?」シグナムさんの言うように、新手が出現したのかもしれない。
「ああ。森が動いている。先より数は減っているだろうが、おそらく同型の物だろう」
「主はやて」
「うん。こちらBチーム。未確認の機械兵器の新手を確認。一直線に突き進んでることから、ひょっとすると未発見のレリックがあるのかもしれへん。このまま空から追跡します」
『こちら観測基地。Aチームからも同じ報告が入っています。機械兵器の進路から目的地を算出します』
一旦通信が切れる。次の連絡が入るまで、ザフィーラのナビ通りに空から機械兵器を追跡する。未確認の機械兵器。技術官の1人としてかなり興味深い。AMFを搭載してるってことは、動力は魔力じゃない。あと攻撃も魔力を使用していなくて、詳しくは調査しないと判らないけど一種の光学兵器。完全に違法だ。
「
特別捜査官
(
はやてとシャル
)
は今回の件、どう考える?」
「そうやなぁ。まず今回現れた機体すべてにAMFが積まれてるってゆうんが怖いな。AMFは魔導師や現魔法文明にとって天敵や。この世界に出現してるだけで全部って思いたいな。あんなんが他の世界にでもわんさか現れるようなことになった時は、大規模な事件に発展するやろうし」
「機械兵器がレリック、というよりはロストロギアを狙って来たのが引っ掛かるね。製作者はそれを意図して開発したんだから、まだ続くと思うよ今回のような事。まだ40個以上が未発見だしさ。
執務官
(
フェイト
)
はどう考える?」
「シャルと同じかな。それにプラスで技術者タイプの広域犯罪者は何かと厄介だよ。自分の欲のために手段を選ばないのが多いし。被害が拡大する前になんとかして首謀者を付き止めて確保しておきたいね」
今後の事もきちんと視野に入れたフェイトちゃんとシャルちゃんとはやてちゃんの会話に耳を傾けてると、『こちら観測基地。予測座標を送ります』待ってた連絡がシャリ
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