暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic3探索者〜First Contact〜
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「・・・ふと思ったんだが、機械兵器の詳細や開発者の手掛かりを調べるために1機くらい確保した方が良かったんじゃないか・・・?」
「「「・・・・」」」
ルシルからそう言われてわたしとなのはとアリサが黙り込む。するとシャマル先生が「こちらAチーム」中継に連絡を入れて、Bチームは機械兵器の確保が出来たかどうかを確認した。
『あ、はい。すずか技官が3機を凍結捕縛したのですが、機密保持のためか自爆されてしまいました。おそらく完全体での確保は無理かと思います。ですが破片はある程度残っているようでして、調査隊を派遣してもらう予定です』
「そう。ありがとう、シャリオ」
「自爆しちゃうんだ。徹底されてるね」
「元より確保は無理だったわけか」
「どうせ今回だけってことはねぇだろ、勘だけどな。自爆させねぇように少しずつ捕縛方法を考えてくしかねぇだろうな」
「ではAチームはこれよりアースラへの転送ポートへと向かい、そのままアースラへ帰艦します」
『了解です。Bチームも転送ポートへ移動を開始しました。こちらからナビしますね』
そういうわけでわたし達は、襲撃は受けちゃったけど“レリック”を無事に回収できた。ケースはこの中で両手が塞がってても魔法を使えるルシルが持って、そしてわたしはシャマル先生が抱っこしてくれた。準備を整えて、作業員さん達に手を振って空へと飛び立った。
「これで一応は任務完了だね」
「アイリちゃん。アースラに戻るまでが任務よ」
「空に上がった以上は何があっても突破できる確信があるんだけどね」
「それには同意できるけど、油断はしちゃダメよ?」
アイリとシャマル先生がそんなやり取りをしてる中、「確かに、まだまだ続きそうだ」ルシルがそう言って地上を指差した。見ればさっき襲撃して来た機械兵器、その数9機が荒野を突き進んでる。わたしは待機モードにしてる“ブレイブスナイパー”を掲げて見せて「今のうちに潰す?」そう訊く。
「いや。アレらの目的は十中八九ロストロギアだろう。つまり未だ発掘されていないレリックのところへ行こうとしているんだ。そこまで案内してもらおうじゃないか」
「こちらAチーム。先ほどと同じタイプの機械兵器の一群を視認。ひょっとしたらレリックが他のところにも在るかもしれない・・・!」
『こちらでも確認できました。Bチームからも同じ報告が入っています。両方の機械兵器の進路から目的地を算出します』
機械兵器を上空から追跡しつつ、シャリオからの連絡を待つ。
†††Sideアリシア⇒すずか†††
ロストロギア・“レリック”の回収と護送という任務を請け負った私たちチーム海鳴は、受け取り場所である遺跡発掘現場にて未確認の機械兵器から襲撃を受けた。でもチーム海
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