第11話 疑惑と快晴
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」
「ん?」
「見てみ.....雨、止んでる」
〜☆〜
「いい!やると決めた以上ちゃんと魂込めてアイドルになりきってもらうわよ!わかった?」
「「「「「「はいっ!!!!」」」」」」
「声が小さい!」
「「「「「「はいっ!!!!!!」」」」」」
「笹倉大地!ちゃんと返事しなさい!」
「ちっ、バレてたか」
「そこ!ちゃんと聞こえているわよ!」
屋上に来て矢澤先輩の扱きが始まった。
俺はどっちかっていうと扱かれるより扱くほうが好きだからなんとも微妙な感じだ。でも矢澤先輩はとても嬉しそうに指導するから...いいかと思ってしまった。
「それじゃあ始めるわよ!にっこにっこに〜♪はい!
「「「「「「「にっこにっこにー♪」」」」」」」
そう、矢澤先輩がやり始める指導はこれなのだ。これは恥ずかしいを通り超えて心が痛い....
これ...俺もやらなきゃいけないの?
「はい!もう1回!!」
「「「「「「「にっこにっこにー♪」」」」」」」
「全然だめ!もう30回!」
「えぇっ!まじかよ!」
俺はまだやるのかよと思い、愚痴を零す
「当たり前よ!特に笹倉大地とそこのつり目のあんた!もっと気合入れなさい!」
「真姫よ!!!」
そうか...真姫も嫌なんだな...
なんか真姫に親近感を覚えてしまった
「ほら!やろ!これからだよ!そうですよね!にこ先輩!」
「そうよ!あんたたちはまだアイドルのたまごにもなってないわ!私が入ったからにはちゃんとプロのアイドル並になってもらうからね!」
「「「「「「はいっ!!!!!」」」」」」
「はい!じゃあ続き!!」
「「「「「「「にっこにっこにー♪」」」」」」」
矢澤先輩は後ろを向いて顔をごしごしと拭いている。
ずっとやりたかったことが叶って嬉しそうに。
俺は矢澤先輩に入ってもらってよかったと思う。
ほら、見てみろよ......
こんなにもμ'sの皆........笑顔に溢れかえってるじゃないか
俺は....まだにっこにっこにー♪をしなきゃいけないの?
μ‘s-----「9人の女神」
現在は7人の女神
後、2人
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