第13話
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ていたロイドは仲間達に警告し、レンは溜息を吐いた後真剣な表情で銀に視線を向けた。
「レ、レンちゃん!?一体何を……」
「相手が相手だからね。あの狂戦士を撃退するには”銀”の力も必要不可欠よ。」
「アリオスさんと同じ”剣聖”の称号を持つレンさんがそこまで警戒する程の相手なんですか……」
「で、でも……今から戦おうとしていた相手が手伝ってくれるの……?」
自分の行動に戸惑っているエリィに説明したレンの話を聞いたティオは気を引き締めてバルバトスを見つめ、ノエルは不安そうな表情で銀に視線を向けたが
「―――よかろう。その娘の言う通り、その男は私にとっても邪魔な男……――――予定を変更する。お前達がわが望みに適う強さかどうかの証明はその男の撃退の戦いで見極めさせてもらう。」
「わかった……!」
銀は意外にもレンの共闘の提案を受け入れ、銀の言葉にロイドは頷いた。
「銀、”ARCUS(アークス)”は持っているはずよね?」
「フン……持ってはいるが何故そんな事を聞く。」
「”ARCUS(アークス)”が持つ独自の機能―――”戦術リンク”を使うわ。”戦術リンク”を使えば戦力不足の今の状況をちょっとは補えるはずよ!」
「―――承知した。」
レンの指摘に頷いた銀はレンが持つ”ENIGMA(エニグマ)”とは異なる戦術オーブメント――――”ARCUS(アークス)”を取り出してレンと共に何かの操作をするとレンが持つ”ARCUS(アークス)”と銀が持つ”ARCUS(アークス)”から青い光が放たれ、二人の”ARCUS(アークス)”は青い光の線によって結ばれた!
「あ、あの光の線は一体……」
「まさかあれがレンさんの話にあった”ARCUS(アークス)”独自の機能――――”戦術リンク”………!?」
二人を結ぶ青い光の線にエリィが戸惑っている中ティオは驚きの表情で二人を見つめ
「さぁ!全員纏めてかかって来い!俺の乾きを癒せ!ぶるあああああぁぁぁぁぁっ!!」
バルバトスの咆哮を合図に銀を加えたロイド達はバルバトスとの戦闘を開始した!
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