暁 〜小説投稿サイト〜
破壊ノ魔王
一章
27
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
「私は人を見る目はないけど、殺す力があるのはわかるよ」


……しょうがねぇな
警戒はしてても敵意はなし
背中見せても殺意もなし
話すことに偽りもなし、か


「……貸しだ。リオ」


俺は入国証を手渡した


「コレ、貸してやるから存分に飛んでこい。あれみたいな情けない飛空挺を見せんなよ」


リオは黙って受け取り、それを胸につける。ルーエンの名は、また俺のところに戻ってきた


「ありがとう。ひとつ、借り。必ず返すから」


赤い髪は美しく翻り、振り返ることなく走り去った。


[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ