暁 〜小説投稿サイト〜
カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
turn:0 ニュージェネレーション
[3/3]
[9]
前
最初
[2]
次話
ミです、奥さんが、女神が与えてくれた、恵んでくれた宝物、だからメグミです」
「そうか、クロノ、名前はもう決めているのかい?」
マモルの問いかけにクロノは窓の外を見た
「こいつが産まれて、改めて思ったんです、もう俺たちの時代は終わったんだって、これからはこの子たちが新しい時代を、未来を築き上げていくんだって」
その言葉に全員が笑顔になった
「だから、ミライ、その子の名前は、新導ミライ」
クロノ・ドランがいくら呼び掛けても動かなかったはずの赤い獣が顔を上げ、その瞳を光らせた
ある工事現場
鉄骨の影から現れた陰に振り返る作業員
一人が駆け寄るとそれは幼い男の子
「おい!こんなところに子供がいるぞ」
「いったいどこから、おい坊主!しっかりしろ!自分が誰だか言えるか」
少年の眼にははっきりとは作業員の姿が映っていなかった
映っているのはおぼろげな記憶
そして聞こえるかすかな声
「………ファ………」
「タ」
少年は消え入りそうな声で呟いた
辛うじて脳裏に聞こえるその言葉を
「タ………イ………ガ」
あれから数年
大きくなったミライの手には一枚のカードが握られていた
「ミライは大好きだね、そのカード」
母親であるトコハの言葉にうれしそうに声を上げるミライ
「かわいいからかな、それとも大好きなパパと同じ名前だからかな?」
トコハの問いかけに答えるかのようにミライが握りしめているクロノ・ドランのカードが嬉しそうに振られた
次回予告
突然の不思議な出会い
少年のもとに届いた謎のカード
その出会いは運命か偶然か
今、新たな時代が幕を開ける
【turn:1 本城タイガ】
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ