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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第七話 模擬戦 AMFの驚異!
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る。
これを思いついて実践するまでの時間って、何秒くらいだったんだろ?」

楽しそうになのはがシャーリーを見る。

「頭の回転が速いのか、度胸がいいのか。中々おもしろい子ですね」

「フフ、そうだね。『二人とも、大丈夫?』」

なのはは二人の無事を確認する為に念話を送った。





『二人とも、大丈夫?』

「ええ、傷一つありません」

アスカがそう答える。

「え?あれ?」

まだ状況が飲み込めてないスバルが、キョロキョロと辺りを見回す。

そして、自分がお姫様ダッコされている事に気づくと、顔を赤くした。

「え……と、あ、アリガト。アスカ……あの、下ろして」

ヤレヤレ、とため息をついてアスカはスバルを下ろす。

「落ち着いてやれば状況は打開できる。スバルにはそれだけの力があるんだ、大丈夫」

ポンポンとスバルの肩を叩くアスカ。

「で、でも、魔法が通じない相手なんて……」

どうしたらいいか分からない、とスバルはアスカを見る。

「魔法が通じないだけだろ?攻撃魔法が効かないってんなら、その拳でブン殴ってやれ。スキを見てタックルで捕まえれば、後は簡単だろ?」

「うぅ……そんな上手く行くかな?」

「そういう状況を作る。オレやティアナがな。一人でやろうとすんな」

ニッと笑うアスカ。ここで、ようやくスバルは自分が暴走していた事を意識した。

「……そっか。私、一人で突っ走ってたんだね、ゴメン」

伏し目がちにスバルが謝る。

アスカはポンとスバルの頭に手を置いて、キャロやエリオにしたように、優しく撫でた。

驚くスバル。だが、不思議と嫌な気持ちにはならない。

「よし、仕切り直しだ!あのガジェットを全機しとめるぞ!」

アスカが笑うと、スバルもそれにつられて笑った。

「うん、頑張ろう!」






アスカとスバルの無事を確認したなのはは、再び念話で皆に話しかける。

『対抗する方法はいくつかあるよ。どうすればいいか、素早く考えて、素早くうごいて』

なのはの念話が終わったと同時に、アスカはティアナ連絡をとる。

『ティアナ、手はあるか?』

『ちょっと待って』

状況を把握したティアナは振り返ってキャロを見る。

「キャロ、手持ちの魔法と、そのチビ竜の技で何とかできそうなのある?」

ティアナの問いかけに、キャロは少し考えてから答えた。

「試してみたいのが、いくつか」

「アタシもある『アスカ、スバル、ターゲットの足止めお願い』」

その念話に、アスカとスバルはお互いに頷いた。

スバルはすぐに走り出す。

『エリオ、先行して奴らの足止めを頼む。ティアナに考えがあるみた
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