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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第七話 模擬戦 AMFの驚異!
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はは言う。
「はい!また明日お願いします!」
敬礼し、アスカは隊長室から出て行った。
「よかったー。長期教導は初めてだからどうなるかと思ったけど、上手くやれてるみたい」
ふう、と大きく息をはくなのは。
教導と言っても、その大半は一週間程度、最長で一ヶ月くらいしか行っていなかったなのは。
一年の長期教導に、本人にも不安はあったのだ。
「大丈夫ですよ。みんないい子ですし、一番心配していたアスカが分かってるんですから」
シャーリーはフォワードのデータを見ながらそう言った。
シャーリーが言う通り、一番得体の知れなかったのがアスカだった。
エリオ、キャロに関して言えば、六課設立前より、フェイトを通じてなのはもシャーリーもつき合いがあった。
スバル、ティアナに関しても、訓練校のデータから、前の部隊のデータまでそろっていたので問題は無かった。
だが、アスカだけは何のデータも無かった。
099部隊にアスカのデータの提出を求めたが、男所帯のいい加減さで本当に適当な物しか送ってこなかった。
何より、年頃の男子だ。どういう行動にでるか予想がつかないというのが、なのはの正直な感想だった。
「そうだね。私の直感で引っ張ってきたけど、いい子だよ、アスカ君も」
099部隊での一時間の教導で、なのははアスカに強い興味を抱いた。
それは、自分には無い発想力を持っている事。それを実行する行動力を見ての事だったが、それ以上に何かをやってくれるという直感が働いたのだ。
「さあ、明日からの訓練が楽しみだな」
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