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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第七話 模擬戦 AMFの驚異!
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日誌を書きながら、アスカはエリオとキャロを見た。
よほど疲れているのか、アスカの言葉は届いてないようだ。
しかたがないか、と笑ってアスカは立ち上がった。
「じゃあ、オレは隊長に日誌出してくるから、先に上がっていてくれよ。メシには間に合うようにするからさ」
エリオとキャロを起こすアスカ。
「ごめんね、アスカ。明日は私が書くから」
バツが悪そうにスバルが謝ってくるが、アスカはいいよと笑う。
「気にすんなって。それより、エリオとキャロを頼むよ」
まだボンヤリしているエリオとキャロをスバルに押しつけ、アスカは待機所を後にした。
「失礼します。訓練日誌を提出しにきました」
隊長室に入ると、なのはとシャーリーが今日のデータをまとめる作業をしていた。
「はい、お疲れさま」
なのはがにこやかに日誌を受け取り、軽く内容を確認する。
(ああ……隊長の笑顔、癒されるなあ……)
などと、数時間前までは当の本人にシゴかれていたのを忘れてしまうアスカ。
「アスカ君は、書類関係得意なのかな?上手くまとめているね」
日誌を見たなのはが聞いてきた。
「はい、そりゃもう!始末書から反省文まで幅広く得意であります!」
「いや、ものすごく狭いよ!」
胸を張って答えるアスカにツッコミを入れるシャーリー。
そういうノリも好きななのはが笑う。が、すぐに真面目な顔になりアスカを見る。
「アスカ君。訓練初日、どうだった?」
なのはに聞かれたアスカは、今日感じた事を述べた。
「一人一人はまだ力不足で弱点もあります。でも、チームでやればできる、って感じました」
アスカの答えを聞いて、なのはは少しホッとした表情をした。
「よかった。私の考え、ちゃんと伝わっているね」
それを聞いたアスカが首を傾げる。
「どういう事でしょうか?」
「力を合わせて戦うって事。チームなら、強敵でも何とかなる感じがしない?」
「まあ、そうですね。一人よりは心強いですし。スバル、ティアナは頼りになるし、エリオ、キャロも特化した能力があります。一番頼りないのは、オレでしょうから」
おどけたように肩を竦めるアスカ。
「アスカの防御テクニックは凄いじゃない。自信持っていいよ」
シャーリーが割って入ってくる。
実際、今日の模擬戦でアスカは防御に徹していた。
動く盾があるような物だから、陣地を確保したい時などは大いに役立っている。
そして、それはアスカにしかできない事だった。
「そのうち攻撃力も鍛えていく事になるから大丈夫だよ。明日もキツイから、今日はゆっくり休んでね」
まだ初日で、そこまで焦る事はないよ、となの
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