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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第七話 模擬戦 AMFの驚異!
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く。
「「それでは、ミッションスタート!」」
なのはとシャーリーが、同時にスタートをかけた。
アスカside
スタートの合図と同時に、ガジェットなんとかが高速で逃走を開始する。
「速い!ティアナ、キャロを頼む!スバル、エリオ!行く……ぞ?あれ?」
ティアナにキャロを任せ、カッコよくスバルとエリオに指示を出そうとしたけど、いないんですよ、そこに。
で前を見たら、スバルが地面を蹴ってリボルバーシュートに体勢にはいってるじゃありませんか。
オレは慌ててその後を追った。
「ウオォォォォォ!」
女子力0の雄叫びと共にリボルバーシュートを放つスバルだが、ガジェットはそれをフワリフワリと避ける。
「なにこれ!動きハヤッ!」
いや、お前も大概速いよ。
声かけたら、もう攻撃態勢に入ってんだもん。
と、グチってる場合じゃない。暴走気味のスバルを止めないと。
「突っ込み過ぎだ!落ち着けよ」
ポン、とスバルの肩か軽く叩いてみる。
「でも、15分しか無いんだよ?早く倒さないと!」
焦った表情でスバルがまくし立ててくる。なんでそんなに突撃思考なんだよ?
余裕が無いなあ……オレは何とかスバルを落ち着けようとする。
「15分もあるんだ。まずは足止めして出方を伺う。バックスもいるんだ、大丈夫」
「そんなこと言ったってぇ……」
ちょっと甘えたような口調になるスバル。
なまじ力を持ってるだけに責任感も強いんだろうが、一人で抱え込む事は無い。それを言おうとして、もう一人いない事に気づくオレ。
「あれ?エリオは?」
オレの疑問に、スバルが指を指して答える。
「前」
「なに?」
その方角を見ると、いつのまに先回りしたのか、エリオがガジェットの進行を塞ぐように立ちはだかっていた。
そのまま自分のデバイス、ストラーダを構えた。
ちょ、カッコいいじゃないですか、エリオさん。
「じゃねえ!分散しすぎだ!フォロー行くぞ、スバル!」
オレが走り出すと、その後のスバルが続いた。
ガジェットの性能は未知数。訓練とは言え、単独戦闘は避けないとヤバイ。
なんて事を考えてる最中にも、エリオがガジェットの攻撃を加えた。
だが、やっぱりガジェットはフワリフワリと綿毛のように避けてしまう。
「ダメだ、フワフワ避けられて当たらない!」
エリオが悔しがる。
その時、ティアナの怒鳴り声が聞こえてきた。
「前衛二人!分散し過ぎ!チョットは後ろの事を考えて!」
『は、はい!』「ゴメン!」
同時に謝るエリオとスバル。
「あとアスカ!なんかやれ!」
…………ひどいっす。名指
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