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アンジュリーゼ物語
第4話 さよならアルゼナル
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まえ。」
アンジュリーゼは言いつけ通りヴィルキスのコックピットに乗った。
そしてエンブリヲは、そのヴィルキスを念力で浮かせた。
アンジュリーゼ「これで、空中で発進できるのですね。」
アンジュリーゼは、空中でヴィルキスを発進させ、アルゼナルの外に出た。

そして迫り来るピレスロイドをライフルで破壊し、ジュリオの乗るエンペラージュリオ一世という戦艦に接近する。
そしてその戦艦にライフルを向ける。
ジュリオ「アンジュリーゼだな!?その機体に乗っているのは?」
アンジュリーゼは、機体から顔を出し、ジュリオと対話をする。
アンジュリーゼ「その通りです、お兄様。」
ジュリオ「で、何故武器を向ける!」
アンジュリーゼ「今すぐ全兵士に攻撃をやめさせるのです。今すぐに!」
ジュリオは、自分の率いる兵士に攻撃をやめさせた。
ジュリオ「言いつけ通り攻撃をやめさせた。で、なぜまだ銃を向けている!?」
アンジュリーゼ「貴方達は、ドラゴンに変身した人間たちをノーマ達に殺させていたのですね!?」
ジュリオ「それがどうした!?」
アンジュリーゼ「相手が人間だということを知っててさせたのですか!?」
ジュリオ「ドラゴン達が人間だなんて、思いもよらなかった!」
アンジュリーゼ「許しません。彼女達に人殺しをさせるなど。皇女の顔も三度です。今ここで成敗します!覚悟なさい!」
ジュリオ「君を皇室に復帰させてやる、だから殺さないでくれ!」
アンジュリーゼ「信用できません!」
アンジュリーゼは、ヴィルキスのソードを、エンペラージュリオ一世に向けて振り降ろそうとした。
すると、エンブリヲがラグナメイルに乗って表れた。
ジュリオ「エンブリヲ様、その女を排除してください!今すぐに!」
エンブリヲ「アンジュリーゼ、君のその怒りは中々のものだ。しかしその怒りがあだとなって人を殺めてしまうのは痛いものだ。」
アンジュリーゼ「確かにその程度ですね、エンブリヲ様。で、ジュリオ艦隊はどうするのですか?」
エンブリヲ「アルゼナルまで離れてもらえないかね?」
アンジュリーゼは言いつけ通り、アルゼナルに戻った。
エンブリヲは、ラグナメイルから収斂時空砲を放ち、ジュリオ艦隊を一掃した。
そしてアンジュリーゼは、エンブリヲの所に行く。
アンジュリーゼ「中々凄い力の持ち主ですね。で、これから私はどうすればいいのですか?」
エンブリヲ「皇室に戻りたいのだろう?」
アンジュリーゼ「はい、戻りたいです。でも民から罵声を浴びせらないかどうか不安です。」
エンブリヲ「安心したまえ。わたしがミスルギ皇国民を更生させてあげよう。もうミスルギ皇国にもどっていいのだ。」
アンジュリーゼ「わかりました。エンブリヲ様。」

アンジュリーゼは、ヴィルキスの燃料をミスルギ皇国にたどり着
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