黒衣の大和撫子
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」
「え、私にお願いですか?」
そのころ上空では・・・
あのマスクド・コルボーが花火を昨日から観察していた。
「何なんだあの男は?品性の欠片のない男が、私の物に触れるなあ」
「何なんだ?花火君」
「きゃああああ。大神さん助けてください」
「くそ怪人が、何故花火君を・・・」
大神は急ぎシャノワールに戻った。
シャノワール地下司令室・・・
「来たね、ムッシュ、説明を頼むよ」
「はい、皆聞いてくれ、花火君が怪人に誘拐された」
!!
「「「「なんだって」」」」
「何故花火が、怪人に狙われた?」
その時、花火を誘拐した。怪人マスクド・コルボーの居場所が判明した。
「どうやら奴は、オペラ座に居るようだね、ムッシュ出撃命令を」
「はい!!巴里華撃団出撃せよ!!目標地点オペラ座!!」
「「「「了解」」」」
オペラ座内部・・・
花火を助ける為にオペラ座に突入した。巴里華撃団。彼らが見たのは、沈没している船の上で寝ている花火だった。
「花火君」
「花火起きろ」
大神とグリシーヌが、花火に呼びかけるが、花火は無反応だった。
「くそ!!近づいて起こさないと、いけないか。皆行こう」
「「「「了解」」」」
その時大量のポーン達が現れ花火を守る格好になり、巴里華撃団と戦い始めた。
そして何とかポーンを倒した巴里華撃団の前に今回の事件の黒幕であるマスクド・コルボーが自身のカラス型蒸気獣セレナードと共に現れ、巴里華撃団と戦い始めた。
「馬鹿な!!マスクド・コルボーが死ぬのか?許さん黒衣の大和撫子、許さんぞ巴里華撃団」
「そう言った直後コルボーは、消滅した。
とある場所・・・
「お疲れ様、また仕事してもらうよ、パリシイの子供達」
そう言って、少年のような人影は消えた。
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