暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第76話
[2/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
フィーナが援護攻撃を放ち、攻撃に気付いたカーナは回避に専念した。

「それっ!」

一方ケビン達が攻撃している間にオリビエは滅亡した古のエルフの王族のシルフィエッタや各地の伝説や歴史を求めて旅をしているアドル、そしてさまざまな進んだ知識を持つフィーナ、自分の世界が”ディル・リフィーナ”になる前から存在している女神であるサティア、そして”ソロモンの魔神”であるアスモデウスが知る秘薬を参考にし、ウィルが治療薬に詳しいティナ、ペテレーネ、そして全ての分野において”天才”を誇るレンと共に開発した薬――――体力や傷だけではなく魔力や気力も完全に回復し、さらに一定時間全ての能力を上昇させ、状態異常も全て癒し、倒れた者も復活させる特効薬―――――Ωエリクサーを使って完全回復すると共に自分の能力を上げた。

「フッ………反撃開始だっ!!」

そしてオリビエはオーブメントを駆動させた後、ウィルに頼み、散弾銃であったリュートをライフル銃にも切り替えるようにしてもらい、そしてライフル銃に切り替えたリュートで正確無比な連続射撃を行うクラフト――――ペネトレイターを放った!

「キャッ…………!?」

次々と自分に放たれる射撃にカーナは怯み

「フッ………外さないよ!!」

「うっ!?」

続けて放ったオリビエのクラフト――――スナイプショットが命中し、さらにダメージを受けた!

「ハッ!スパイラルフレア!!」

そしてオリビエは駆動を終えたオーブメントでアーツを放った!

「ミストラルスピン!!」

しかしカーナはその場で両脚を回転させ竜巻を発生させるクラフト―――――ミストラルスピンで相殺した!

「フフ、なんとなく感じていたけど、貴方、レムノスみたいに道化を演じて本心を隠し、自分の実力を隠しているタイプね!」

「…………フッ、何の事だか……………」

カーナの言葉を聞いたオリビエは一瞬驚いた後、すぐにいつもの調子に戻って答えを誤魔化すかのように答えたが

「誤魔化そうと思っても無駄よ。私の弟はまさに貴方と一緒で姉の私をずっと本心をさらけ出さずに誤魔化していたんだから!2度も同じ手は通じないわ!」

「…………やれやれ………エステル君といい、シェラ君やアイナ君といい、本当に女性は恐ろしいね…………」

不敵な笑みを浮かべて語ったカーナの言葉を聞いたオリビエは疲れた表情で溜息を吐いた後

「――――だが、だからこそ彼女達は今も美しく輝いている。…………フッ、このボクを見破った君を讃えて、本気で挑ませてもらおう…………!」

すぐに真面目な表情に戻って呟き、そして髪をかきあげた後銃を懐に収め、銃に変型させたリュートを構えた!

「望む所よ!」

対するカーナもナイフを構え

「ハァァァァ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ