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アンジュリーゼ物語
第3話 ドラゴンの正体
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共に、神様に戦いを挑みました。
3日3晩にわたる戦いの末、私たちは惨敗しました。
私は指輪を右腕ごと吹っ飛ばされました。
生き残った古の民達は、神様には歯が立たないと考え、ヴィルキスをアルゼナルの秘密の格納庫に封印しました。

アンジュリーゼ「古の民は、今も存在するのですか?」
ジル「もう絶滅したと聞いたが。1,2人くらい生き残っているかもしれんぞ。」
アンジュリーゼ「会ってみたいものですね。」

そしてアンジュリーゼは湯舟から出て、金色の長い髪をサリアに洗ってもらった後、浴場から出た。

翌日、「戦死して巨大な窪みに放られているドラゴン達」の火葬が地上で行われた。
火葬されるドラゴン達を見つめるアルゼナル隊員。
アンジュリーゼ「ドラゴン達よ、安らかに…。」
アンジュリーゼは、燃え盛る炎の中から、人の死体をも発見する。
そうしたのは彼女だけではない、ヒルダもロザリーも、サリアも同じ光景を目にしたのだ。
ヒルダ「嘘だろ…。なんで人の死体が…。」
クリス「アルゼナルの隊員なんじゃないの?」
ジャスミン「ドラゴン以外を窪みに放った覚えは無いよ。」
アンジュリーゼ「アレクトラさん、これはどういうことなのですか?」
アレクトラ「よくある話だろ、バケモノの正体が人間だったという話が。」
アンジュリーゼ「ドラゴンに変身した人間がいるなんて…。アルゼナルの隊員達、知らず知らずの間に人殺しを行い続けて来たんですね…。」
ロザリー「とんでもないことをさせられちまったな…!」
サリア「何のためにドラゴンに変身したのかしら。」
アンジュリーゼ「私はドラゴンを1匹も殺していません。もし殺していたら、人殺しを行っていましたね。ヴィルキスを、人殺しの兵器として扱わないよう平和の為に役立てていきたいです。」
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