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ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第233話 気になる瞳
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Ran》の名前が出現。ランの方にも、《RYUKI》の名が記されている事だろう。それを互いに確認した後、同じく互いに背を向けた。大分傍にまで近づいていたから、それとなく距離を取る為だった。
――それは、互いに示し合わせた訳ではない。ただ、自然とそうなった。
10秒のカウントダウン、それが物凄く遅く感じる。
互いに武器を取り出し、構えているというのに、数字を見たら――まだ 0にはならなかった。たった10秒だというのに。
ランは、ゆっくりと目を閉じた。限りなく圧縮された時の中で、また――頭の中で
声
(
・
)
が聞こえてきた。
『――凛とした中でも、時折笑顔を見せる。見せてくれる。その素顔が本当に素敵でした』
笑顔の
彼女
(
・・
)
が、瞼の中にはいた。
目の前の彼と相対して……、何だか増えた気がするんだ。
――この人は……………もしかしたら…………。
ランの頭の中に、一瞬だけ、
何か
(
・・
)
が過ぎった。
だが、その思考は長くは続かない。考察する暇もなかった。
限りなく長く感じた時も、決して無限ではないという事だ。
【DUEL】
その文字と共に、それを知らせるブザー音が鳴り響いたのだから。
そして、始まるは――――。
剣聖 VS 白銀
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