海王星作戦の危機 後編
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海王星作戦の危機は危機的に陥っていたが・・・だが普通ならば・・・旗艦ペンシルバニアにいる連中にしてみれば国連軍や西ドイツ側が幾らでも消耗してほしいと考えていた・・・忠実の歴史通りならば。
だがこの旗艦の指揮官は東ドイツ側から輩出されるはずであったが・・・だが現実は違っていたのである。
パウル・ラダビノッド准将閣下が陣頭指揮を執っていたからだ、彼の年連は軍隊でいえばまだ若いのだ
実際に39歳で有りながらインド人でありながらすでにある程度の激戦区を指揮していた歴戦の司令官であった、だが彼の年齢にしては准将という地位は上がるには余りにも早すぎるが。
だが火星軍との交渉並びに対話まで持っていくには基本イギリス・フランス・ソ連・両ドイツ・アメリカ・日本などが国連で一斉に手を上げたが、下手な人材を当てて、
その人物が仮に自国の繁栄を優先される交渉官や指揮官であれば・・・確実に火星軍並びに政府との交渉は決裂するのは明白だった。
故に人格者であり指揮官として優秀な当時として異例の速さでこの階級まで上がってきたのだ。
彼の年齢を考えると普通に少佐か中佐位が良い所だろう、実際に彼の指揮の下で部隊損耗率は国連軍やドイツ軍が考えていた程の部隊の消耗率が普通の指揮官よりも低かったのだ。
これは彼がただ単に現実主義であり、普通に自分が属している派閥以外の派閥の戦力を大幅に削るとか、また情報や補給を遅らせるなど一切のことをしなかったために、
たとえ敵対派閥の連中でも彼の指揮下ならばまともに戦えるといえるほど信頼できる指揮官で有った。
だからこそ今回の大規模作戦にあわせてインド軍から国連軍に出張という形で国連が用意した准将の地位と発言権並びに・・・作戦の立案件などその場にあわせた作戦の変更が可能になっていたから。
オペレーターに直ぐに命令を出せたのだ。
「直ぐに・・・第666中隊に連絡をとれ、観測班・・・レーザー種がいる場所は予測でもいいから割り出せたのか」
艦橋の指揮官は国連軍から派遣されたパウル・ラダビノッド准将で有ったのだ、またこれには色々と複雑な理由があるために・・・国連総会の合意の下に派遣されている准将なのだ。
だからこそ 艦橋にいるファム中尉は
「なぜです・・・確かに戦線は多少混乱はしていますが、西の戦力を大幅に削れるチャンスなんです、
だから向こうからの救援を持って・・・行動を開始したほうがいいと思いますが」
確かに東ドイツ側の思想や考えではこれの言っていることは正しのだが・・・
「君は東ドイツ側の人間なのだから、確かにその発言は間違いではないが・・・だがなファム中尉、君の言っていることは大いに間違っている、確かに本来の司令官は東ドイツ側が
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