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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第1章:メルキド編
22:誰にしようかな? 神様の言う通り?
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「じゃぁ大丈夫よ皆。今のメルキドを見れば解るけど、まだまだ復興の途中だし軌道に乗るなんて先の事! 時間さえあれば、私達はピリンを中心にステキなメルキドを復興させられるわ。リュカという心強い存在と共に!」
良いねぇプラス思考。
「そうさ皆。何が来ても大丈夫な様に、一致団結して安住の地を築き上げよう」
『残念ながら、そんなに時間はありませんよリュカ。人々が集まり、団結する心が強まったことで、休眠してたゴーレムが目を覚ましメルキドを再び壊滅させようと、こちらに向かってきてます』
「え、マジで!?」
『ええマジです』
「ど、どうしたのリュカ? 何が“マジ”なの?」
しまった……思わずルビスの声に反応してしまった。
「あ……いや……何でもない」
「本当? 何かルビス様に言われてるんじゃないの?」
ピリン……君は察しが良いねぇ。
「じ、実はそうなんだ。だからちょっと失礼するよ。心配性の女神様を安心させてくる……“僕は町長にはならないよ”ってね」
『別に、その点は心配してませんけど』
俺は不安げなピリン達の顔と、腹立つ貧乳女神の声を無視して拠点の外に出て行く。
「お前馬鹿なの? 俺がメルキドの町長になったら困るだろ!?」
『でもなりたくないのでしょ?』
「ああ、なりたくないよ。長とか王とか、前世で懲りたんだからね!」
『だから心配してませんでした』
「じゃぁ“町長になっちゃダメって指示は出してない”ってツッコミは要らなくね?」
『ツッコミではなく、私はそんな事を言ってないという主張です。面倒事を回避する理由に私を使おうとしてたから』
「良いじゃねーか、嘘も方便なんだから!」
『勝手に名前を使われる私の身にもなって下さい』
「その言葉、そのままお前に返すわ! 名前どころか死後も勝手に使われてるのは俺だぞ!」
『貴方がゾーマに光の玉を奪わせたからですぅ!』
「“ですぅ”じゃねーよ貧乳女神! それと情報が遅ーんだよ。ゴーレムが復活したことを、もっと早くに教えろよ! そもそもゴーレムを倒したら、次の場所に行くって決まってたのなら、最初に言っておけば良いだろ!」
『そんな事を先に言っておいたら、町造りを放置してゴーレム探しを優先させたんではないですか?』
「そんな事しねーよ!」
……いや、してたかもしれないね。
『それにゴーレムが何処に居るのかまでは、私にも判らなかったんです。しかし町を発展させ、人々の団結力を高めれば、それを感じ取って目覚め襲いに来ると思ったので、あえて黙っておりました』
「え、じゃぁなに……囮にしたってこと?」
『囮というのは所謂遊兵です。ゴーレムを誘き出す役目も、倒す役目も貴方が担うのですから、囮ではないでしょう』
「ちっ……お前の掌の上で踊
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