暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic1-I移ろいゆく季節〜Celebration〜
[10/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
の師匠でもあるリーゼ姉妹だった。
(そして、はやてにご両親の知り合いだと騙って援助していた。さらに、闇の書の封印のためという名目で、はやてごと闇の書を永久凍結封印しようと企てていた。まぁそれもルシルによって阻止されたんだけど)
グレアム元提督が“闇の書”事件の手綱を握ろうとしてたのは、事件後に本人から聴いた話だったんだけど、はやてを犠牲にしようとしてたことを知ったのは中学校の入学式当日だ。はやての家にグレアム元提督とリーゼ姉妹がやって来て、グレアム元提督がこれまで抱えてた秘密を全てはやてに打ち明けた。
(はやては自分を死なそうとしてたグレアム元提督たちを笑顔で許して、それどころかこれまで守ってくれてたことに感謝した。はやてはホント器の大きな子だよ)
『クロノ。久しぶりだな。リンディやルシリオン君から、お前がアースラの艦長に就任すると聞き、こうしてメッセージを送らせてもらうことした』
『やっほー、クロスケ♪ ロッテだよ〜♪』
『アリアだよ、クロノ。久しぶり』
『まずは、アースラ艦長就任おめでとう、と贈らせてほしい。あの小さかったクロノが艦長職に就ける程にまで成長するという時間の経過が早いことに驚いているよ』
『本当だよ。あのクロスケが一国一城・・・うんや、一艦の主になっちゃうなんてね〜』
『父さまと同じ思いだよ。あんたに魔法を教えてた頃のことがまだつい最近のように思えるのにね』
『私に言えることじゃないが、お前の父はとても優秀で素晴らしい艦長だった。そして母もまた同様に良き艦長だった。共に素晴らしい艦長だった両親を持ったことを誇れ。そして胸を張れ、クロノ。お前もまた優秀な艦長となるだろう』
『うん。クロスケ、おめでとう』
『おめでとう、クロノ。師として誇らしいよ』
『私とアリアとロッテは、この遠き地よりお前たちを応援しているよ。では最後に、改めてアースラ艦長就任おめでとう』
滅多に泣かないクロノも今回ばかりは涙ぐんでる。今がどうあってもグレアム元提督たちはクロノにとっては大恩人だしね。
こうしてわたしとクロノとユーノを祝うパーティーの幕は閉じた。とても美味しい料理を食べれたし、サプライズのビデオメッセージも見れたし、すごく満足できた。今度の主役は一体誰になるのかな。まぁ誰になっても、今回のパーティーに負けないようなものにするけどね。
「――ところでさ、ルシル。咲耶たちのビデオメッセージ、アレっていつ撮ったの?」
「大体1週間くらい前か」
「それってつまり海鳴市に帰って来てたってことだよね?」
「まぁ、そうなるな」
「わたし達、ルシルが帰って来てるなんて知らなかったんだけど?」
「教えたら、何しに来たの?と訊いてくるだろ? そうだとサプライズ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ