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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic1-I移ろいゆく季節〜Celebration〜
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ナム達にそう言われた。続けて「ほら。今日は俺も調理組だから、楽しみに待っていろ」そう言って微笑みかけてくれた。それだけでわたしはもう満足です。

「ん。楽しみにしてる。・・・フェイト達も、はやて達も、今日はありがとね」

フェイト達と手を振り合って別れて、私はひとり時間を潰すために艦内をぶらつくことにした。とりあえずは元わたしの部屋に行ってみる。私物はアースラから降りる時に全て持ち出したから、ただの一般室になってた。それから色々と回った後、ブリッジに行くと・・・

「お、今日の主役2人をはっけ〜ん!」

「シャルか。君が最後とは思わなかったな」

「久しぶり〜」

クロノとユーノ、それに「シャルちゃん、やっほ〜♪」エイミィ、元同僚のアレックスやランディを始めとしたスタッフ達が居た。ていうか、「なんで制服着てんの?」クロノにそう指摘する。エイミィや他のスタッフ達はみんな私服なのに。

「馬鹿を言え。アースラに乗艦して運用するのに私服で艦長席に座る奴があるか」

「クロノ君、お堅〜い」

「エイミィ達が緩すぎるんだ」

「アースラでクロノとエイミィの夫婦漫才を見ると、あー戻ってきた〜って感慨深くなるよ」

「夫婦じゃない!」「えへへ」

クロノは真っ赤になって必死に否定して、エイミィは照れくさそうに微笑みを浮かべた。ほら、もうみんなは2人がそういう関係なんだって判ってるんだから、素直になって交際(と言っていいのか判らないけど)してることを認めてしまえばいいのに。

「はいはい。あ、そう言えばセレネとエオスは今日、来るんでしょ?」

「いや、もう来てるよ。会場でセッティングの手伝いをしてると思う」

「そっか。あの2人のこと、ちゃんと大事にしてあげてよ」

「判ってるよ。仮にも姉だからね」

「「・・・・」」

クロノを宥めてたエイミィと一緒にユーノをジト目で見ると、「な、なに・・・?」ユーノはたじろいで、「どうしたんだ・・・?」クロノは小首を傾げた。だから「鈍い・・・」エイミィと揃って呆れの溜息を吐く。というか、セレネとエオスって、未だにユーノに告白してないのかなぁ・・・。

「「??」」

「「なんでもない」」

男どもはこれだからもう。セレネとエオスも苦労するね、ホント。それからはエイミィだけと話したり、携帯端末でネットワーク大戦をしたりして時間を潰すこと「もう1時間かぁ・・・」気付けばそんなに経ってた。あとどれだけ待てばいいのかぁ〜、なんて思ってると・・・

『お知らせしまーす。本日の主役、クロノ・ハラオウン艦長、ユーノ・スクライア司書長、イリス・ド・シャルロッテ・フライハイトAクラス1位! どうぞ会場へお越しくださーい!』

そんな放送がブリッジに流れた。ルシルと
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