暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic1-I移ろいゆく季節〜Celebration〜
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側に来た。私たちも後輩たちに「ありがとう」お礼を言って、ルシル君と合流。先輩後輩たちが解散してく中、私たちも歩き出す。まずはそれぞれ自宅に戻って着替えないとね。

「じゃああたしとすずかはここで一旦離脱するわね」

「みんな、アースラでね♪」

アリサちゃんとすずかちゃんは、迎えに来てたアリサちゃん家の自家用車に乗って帰宅の路に着いた。みんなで「アースラで〜!」2人の乗った車を見送った。

「・・・あー、参った。いきなり集団で囲まれるとは思いもしなかった」

再び歩き出す中、ルシル君がそう言いながら首をコキコキ鳴らした。私としても校門の前で女子生徒に群がられてるルシル君が居るとは思いもしなかったよ。

「にゃはは。でもルシル君。海鳴市に来るなんてホント久しぶりだよね」

「この前の休みの日は、結局シャルちゃんのお家に泊まったから、海鳴市に帰らなかったし」

「あれだけ帰って来ることを渋ってたのに、今日はどうして海鳴市に?って言うより、中学校前に来てたの? あ、判った。わたし達の制服姿を見に来たんだ! もう。言ってくれれば写メくらい送るのに♪」

「違う」

「あ! なに、もしかして他の女子生徒の制服姿を覗きに来たの・・・!? だったらわたし、一体どうすれば!」

「当然の如くそれも違うから、どうもせんでよし」

とっても懐かしいシャルちゃんのボケとルシル君のツッコミ。なんかこのやり取りを海鳴市でやってるっていうだけで、心がホッコリする。

「ん? 今日はユーノたち含めての祝賀パーティだろ。遅刻しないように、と念を押されていたから、こうしてやって来たわけだ」

「どこの家のトランスポーターを使ったの?」

「いや普通にはやての家だろう。今はもう出て行った身としては少し悩んだんだが、勝手知ったるというか」

「もちろん大歓迎やよルシル君! なんなら今日は家に泊まってくか?」

「嬉しい提案だけど、すまない、今日は夜から仕事なんだ。都合によるけど途中でパーティを抜けるかもしれない。アイリは置いて行くから、あの子だけでも泊めてやってくれ」

「それは残念やな」

それから他愛もない話をして、私、シャルちゃんとフェイトちゃんとアリシアちゃん、はやてちゃんとルシル君は、それぞれ自宅に帰るために「アースラで!」手を振り合って別れた。

†††Sideなのは⇒イリス†††

学校の制服から私服へと着替えたわたしとフェイトとアリシア、それに留守番してたアルフは、ハラオウン邸に備え付けられてるトランスポーターを使ってアースラへと転移する。そして向かうのは、パーティー会場になるレクリエーションルームなんだけど・・・

「はい。シャルはここまで♪」

「主役はパーティが始まるまで別室待機だよ
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