第三部
名誉と誇り
にじゅうはち
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るようには見えないが、暗器を隠し持っている可能性は捨てきれない。
油断しないことにこしたことはないが、ヴァルクムントは目の前の『嬢ちゃん』と呼んだ女性に、自身を傷つけることはできないと当たりをつけた。
「さて、どういった訳かは知らねぇが、俺も仕事なんでなぁ」
凝りを解すように左右に首を傾けながらも、ヴァルクムントは視線を外すことなく、その一点を見続ける。
「嬢ちゃんには悪ぃが、“エリステイン・フラウ・リンドルム捕縛”の任、遂行させてもらうぜぃ」
そう言って、『生ける伝説』は不敵に笑った。
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