6部分:第六章
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永遠に去っていくこの時間 今それを刻んでいくよ
寒くなってくる美しい冷たさ 僕は今それを肌で覚えている
何があっても忘れない為に 今この肌で覚えている
18.虹
雨上がりの虹が空に浮かんでいる
子供の頃よく思ったよ あの虹の上を歩いてみたいと
それで何処かに行くんだ虹の先に
その先にある世界は何かはわからないけれど
きっと何か素敵な世界があると思っていたから
今は虹の上を歩けないけれど 子供の頃は歩けたのかな
そう思いながら虹を見て 虹の側に行きたくなるんだ
虹の果てにはどんな世界があるのか どんな人がいるのか
それを考えて楽しかった子供の頃 あの頃の虹は今も僕の目の前に
虹が浮かんでいる青い空
ずっと思っていたんだ あの虹の果てには素晴らしい人がいるんだって
虹の上でその人と出会って
そしてずっと一緒に暮らしていきたいと思っていたよ
今まで会ったことのない素敵な人に
その人とは虹の上で会えなかった それでも今は側にいてくれている
虹の上では会えなかったけれど 虹を見ながら一緒にいてくれて
虹の果てにいた筈のあの人と 今はこうして出会って
子供の頃の夢は虹の前でかなったよ 君と一緒にいたいっていう夢が
虹の果てにはどんな世界があるのか どんな人がいるのか
それを考えて楽しかった子供の頃 あの頃の虹は今も僕の目の前に
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