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世界最年少のプロゲーマーが女性の世界に
4話
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たいです。少しすれば専用の個室が準備できるので、それまでは相部屋で我慢してください」

 相部屋? 相部屋は分かるけど誰と一緒になるんだろう?
 僕は完全な個室だから僕と一緒ではないはず。身内の織斑先生とかかな?

 「わかりました。それで、部屋は分かりましたけど、荷物は1回帰らないと準備できないんで、1度帰ってもいいですか?」

 「えっと、荷物なら―――」

 すっ、と教室に入ってくる織斑先生。

 「私が手配してやった。ありがたく思え」

 凄い滑らかに入ってきたので、違和感が全然なかった。
 萎縮する一夏さん。一夏さん、姉のことが苦手なんだろうか?

 「まあ、生活必需品だけだがな。着替えと携帯電話の充電器くらいがあればいいだろう」

 大雑把ではあるけど、確かにそうだな。
 でも一夏さんはまだ遊び盛りの15歳、娯楽品くらいはあってもよかったのでは?

 「じゃあ、2人とも時間を見て部屋に行ってくださいね。それから夕食は6時から7時で、寮の1年生用食堂で取ってください。各部屋にはシャワーとユニットバスがあるのですが、専用の大浴場もあります。えっと、その、お2人は今のところ使えないんです」

 大浴場使えないのか、それは残念だな。これだけの人数が入る大浴場ならさぞ大きくて気持ちよかっただろうに。
 まぁ、でも仕方ない。女性が今まで使っていて、僕たちは突然現れたんだから使えるわけもない。
 異性と一緒に入るわけにもいかないし、異性が使っていたお湯を使うのもお互い嫌だろうからそれはしょうがない。諦めよう。

 「え、なんでですか?」

 ……。

 「阿呆かお前は。まさか同年代の女子と一緒に風呂に入りたいのか?」

 「あー…………」

 一夏さんは今度から1度考えてから話すようにしたほうがいいと思います。

 「お、織斑くん!? 女の子と一緒にお風呂に入りたいんですか!? それは、ダメですよ!?」

 「い、いや、入りたくないです!」

 「ええ!? 女の子に興味がないんですか!? そ、それはそれで問題のような気が……」

 さっきの授業の時もそうだったがこの人は曲解しすぎではないだろうか?
 いや、話を聞いていないのか? 
 
 今の会話が聞こえていたのか教室の外からは女生徒たちの声が聞こえる。

 「織斑くんって、女に興味がないのかしら?」

 「……いいわね」

 「交友関係を調べて! すぐにね! 急いで裏付けをとって!」

 最後、それはストーカー、もしくは犯罪。

 「それじゃあ、私たちは会議があるので、これで。織斑くんに月夜くん、ちゃんと寮に帰るんですよ? 道草食っちゃダメですよ?」

 学園から寮まで5〜60メートルくらいしか
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